銘木アトリエEq

銘木アトリエEqの新作紹介や研究開発などをお知らせします。

L015~リグナムバイタのブレスレット

2020-08-28 11:39:15 | 作品ギャラリー
正面から


おもて


うら



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新作続々登場しております。

2020-08-27 09:43:09 | 銘木アトリエEq
ブレスレットやサムピックの新作が続々と完成しております。
ショップへの登場はもう少しお待ちください。

もしも予約をしたい方がおられましたら、WEBサイトのお問合せからご連絡を頂ければ幸いです。
(ちょっぴりサービスもありますよ!)

https://www.wood-eq.com/


ブビンガのブレスレット(ショップに登場予定)



スネークウッドリングのブレスレット(非売品)



パロサントのサムピック(ショップに登場するかも?)



オーダーメイドもどしどしお請け致します。
世界に一つだけのアイテム、こだわりの装飾品やピックを作ってみませんか?

銘木アトリエEqでは、皆様のイメージを現実の形とするお手伝いをさせて頂いております。
上記にあるWEBサイトからオーダーの費用などの情報を見る事が出来ます。

是非ご覧ください。
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Y017~パロサントのサムピック

2020-08-27 09:40:23 | 作品ギャラリー
正面





正面2


横2




サイズ20.5号
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Y016~スネークウッドリングのブレスレット

2020-08-27 09:36:09 | 作品ギャラリー
正面





開いた状態


閉じた状態


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L014~ブビンガのブレスレット

2020-08-27 09:33:26 | 作品ギャラリー
正面


開いた状態


閉じた状態


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銘木ブレスレットが完成しました。

2020-08-24 10:41:24 | 銘木アトリエEq
銘木をあしらった装飾品の新作が登場です。

今回はシマコクタンを使用したブレスレットになります。
チョコレートブラウンと黒のツートンカラーを手首に彩ってみませんか?



金属のパーツを一切用いていませんので、金属アレルギーの方でも安心して使用が出来ます。

平編みという編み物の技法を応用して、ヒモの開閉を実現しました。
広げた状態で手首に装着して、着けた後に閉じて装着具合を確認してください。

着用したままお風呂に入っても問題はありません。
体を洗う石鹸などで一緒に洗っても大丈夫なのですが、アルコール消毒液などが付着すると木の油分が溶ける可能性があります。
色抜けなどが発生する事もありますので、消毒液には気を付けてください。

近日中にショップへ登場予定です。
気になる価格ですが、2500円~3000円に収めたくイメージしております。

オーダーメイドの場合には、ヒモを本革製に変更する事も可能ですが、若干料金が上がる事をご了承ください。

気になる方は是非お気軽にお問合せください。
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L013~コクタンのブレスレット

2020-08-24 10:38:08 | 作品ギャラリー
チャーム部分


ヒモ部分


開いた状態


閉じた状態




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銘木ブレスレットの研究開発

2020-08-20 23:53:18 | 銘木アトリエEq
研究開発品の紹介です。

平編みの技術を応用して、銘木のブレスレットを開発しています。
金属パーツを用いらずに手首に装着できるので、金属アレルギーの方でも楽しめる逸品に仕上げる予定です。

現段階での試作品をご覧ください。

緩めた状態


締めた状態



手首に光る銘木の良さを味わって頂きたく、開発を続けております。
この方法で上手く行けば、ペンダントやチョーカーなどの首の装飾具も作成可能となるでしょう。

今後の開発状況をお楽しみにしてください。
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コラム01【第六話】~サムピックを削る

2020-08-20 08:04:22 | 銘木アトリエEq
リングの開放部分を無くして、ピックの力は弦を振動させる事に集中させたい!
ピックに伝わった力は、リングを回転させる力に変換したくない!
アップストロークとダウンストロークで、なるべく音色の変化を出したくない!
破損率をとにかく下げたい!
装飾品としての見た目もなるべく良くしたい!

とりあえずの願望としてはこのような感じですので、これらを落とし込んだ設計図が下の図です。



既存のサムピックとはだいぶ形が異なりますが、設計の段階では”たぶん”大丈夫です。

あとは実際に削ってピック部分の角度を微調整して、最終的な音色の調整をする感覚でしょうか。


・・・ゴリゴリ

・・・ギコギコ

・・・ジョリジョリ



さて、実際に装着して弦を弾いてみますか。

おお!指へのフィット感も抜群、音色も嫌みがなくて素晴らしい!
もう少しだけピック部分を尖らせたら完璧です。

私の親指サイズを採寸してのリングなので、回転する力もリング全体で吸収してくれています。
大きな力が弦を弾く力として伝わっているので、既製品のサムピックとは音色も全く違いますね。
軽い力で弦が弾けるので、人差し指で支える必要も無し。いいですね。


あとは重要な見た目です。
形を整えて、しっかりと手磨きをしてピカピカにしましょう。

そして完成したのがこちら。
ハカランダのカスタムサムピックです。
うーむ、色素異常かつ杢が入っています。
かなりマニアックな材で削ってしまいました。





こんなサムピックではありますが、銘木アトリエEqの作品として誇れる逸品に仕上がったと自画自賛しております。
もしご興味ある方はお問合せからご連絡頂ければ幸いです。

WEBサイトは以下のURLから
https://www.wood-eq.com/

用いる木材ですが、実のところハカランダはあまりお勧め出来ません。
音の響きは問題ないのですが、やはりピックとしてガシガシ弾くには耐久性に若干の不安要素があります。

もしオーダーメイドをする際には、ローズウッドならばココボロやアフリカンブラックウッド、他の銘木ならばパロサントやリグナムバイタなどが良いかと思います。
木材の提案などもお問合せを頂ければお答えしますので、WEBサイトからよろしくお願いします。
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コラム01【第五話】~何の木で削ろうか

2020-08-19 03:24:09 | 銘木アトリエEq


銘木(珍しい木)を扱う木工作家としては、木材の選定にも時間を掛けたい物です。
あまり詳しく書くと何のコラムだか分からなくなってしまいますので、ほどほどに留めておきましょう。

今回のサムピック削りで選ぶ木材の条件としては、ある程度以上の硬さと耐久性がある事、音の響きが良い事、この2点が最低条件となります。

水仕事をする訳ではありませんので耐水性と耐朽性は無視します。

更にギターにかかわるアイテムですので、ここは少しこだわりたいですよね。

そこで私が選んだ木材はブラジリアンローズウッドになります。
ギターが好きな方にはハカランダ(Jacaranda)という呼び名の方がしっくり来るかもしれませんね。

ローズウッドというのはマメ科の木の中でもダルベルジアという種類の木で、更に削った時に芳香が立つ木の事なのです。
ギター材として用いられるローズウッドの仲間には、ハカランダの他にもインドローズやホンジュラスローズが有名でしょうか。

他にもローズウッドの仲間はあって、チューリップウッドやキングウッド、ココボロ、シタン、アフリカンブラックウッド(グラナディラ)などが挙げられます。

マニアックなギター工房様ですとこれらの木でカスタムギターを作る事もありますね。
但し木材の価格が物凄く高いので、ギターの価格も大変な事になってしまいます。

さてローズウッドではありますが、希少生物の取引に関する条約(ワシントン条約)で厳しく制限されていて、現在では国の間を移動する事がほぼ無理な状況にまで追い込まれています。

ギターの最高級材として名高いハカランダは特に厳しい制限が掛かっていて、通常ですと入手はかなり難しいと思われます。

私は職業柄、方々の銘木屋さんと繋がりがあるのでハカランダのストックはそれなりにありました。
削っていくハカランダは50年~60年ほど前に日本に輸入されて、銘木店の倉庫で保管されていた材です。

さっそく削っていきましょう。
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コラム01【第四話】~サムピックへの力の伝わり方

2020-08-18 04:38:20 | 銘木アトリエEq



サムピックで弦を弾いた時、力はどのように伝わっていくのかをイメージしてみましょう。
ピック部分で弦に振動を与えた時にリングの方向へ伸びて行きます。

もっとも力が掛かるのはピックの根本、つまりリングの上部になります。
ピックに大きな力が掛かった時、本来ならば弦にのみ振動が伝われば良いのですが、この構造だと指輪を回転させる力に変換されてしまいます。

回転させる力が発生した場合には、サムピック本体へのダメージとしても伝わる事となります。
サムピックで破損しやすい部位は2か所。
ピック部分とリング部分の間が1か所、もう1か所はリングの下部です。

固定部分に破損が生じるのはイメージしやすいと思いますが、リング部分の下部が破損するのは応力という力が発生するからなのです。
難しい話は置いておくとして、大きな力が掛かった反対部分も破損しやすいとイメージしてください。


さて、サムピックの欠点ばかりを挙げてしまいましたが、大きな問題点はリングの開放部にある事が分かってきました。
それならばリングの開放部を無くしてしまえばOKでしょう。非常にシンプルな解答ですね。
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コラム01【第三話】~サムピックの構造的な問題

2020-08-17 08:13:24 | 銘木アトリエEq


市販のサムピックは構造的に2パーツと考える事が出来ます。
1つ目は指に装着する部分、これはリング(指輪)に準じた構造になっています。
2つ目はピック部分、リングの上部から水平にピックが伸びているイメージでOKです。

ここで注目する部分は、ピックとリングの間に隙間がある事です。
この隙間がある理由を考察しましょう。

まず最初に私は、音色に関して隙間が何かしらのメリットがある可能性から探りました。
ところが通常の三角形ピックは二本の指で挟みこんで使う事から、音色の違いは出ない事が判明します。
むしろピックをしっかりと固定する方が弦への振動が伝わり易く、音色には良い影響のある事が分かります。

サムピックの形状が音色に影響を与えないのであれば、次の可能性は現実的な問題です。
世の中の市販品の多くが持っている側面、それは商業的な問題です。

どういう事かと言うと、量産をして価格を廉価にする事。
多くの方がお求めできるように、作り易くする必要があるのです。

指は人それぞれ太さが異なりますので、サイズを細かく設定してしまうと価格が跳ね上がってしまうのです。

私のアトリエで指輪をオーダーメイドする際には、指輪のサイズは0.5号刻みで作成しています。
工業製品としてのサムピックを、0.5号刻みの既製品で作ったとしたら手が出せない金額になってしまうでしょう。

総括です。
サムピックのリング部分とピック部分が開放している理由は、フリーサイズリングにする事で多くの方が装着出来るようにする目的である。と考察しました。

もちろん現段階での考察ですので、実際に研究開発品を作ってからギターを演奏してみない事には確定は出来ませんので悪しからず。

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L012~ジリコテのセミオーダー用チャーム

2020-08-16 11:32:19 | 作品ギャラリー
おもて


うら


よこ


サイズ感


~サイズ~
縦23mm*横42mm*厚6mm

~用途例~
ポニーフック用、ペンダントトップ用、ドッグタグ用など
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L011~サティーネのセミオーダー用チャーム

2020-08-16 11:25:12 | 作品ギャラリー
おもて


うら


よこ


サイズ感



~サイズ~
縦33mm*横33mm*厚6mm

~用途~
ポニーフック用、ペンダントトップ用など
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コラム01【第二話】~サムピックを見てみよう

2020-08-16 10:51:51 | 銘木アトリエEq


まず市販のサムピックを眺めてみましょう。
写真のような形状で親指に装着するタイプがオーソドックスですね。

親指にググッとはめ込んで、先端部分で弦を弾く構造になっています。
爪の代わりにピックで弦を弾けるわけです。

実際にサムピックで弾いてみると、ギターピックで弾いた時と同じようにクリアかつ力強い音色を出す事が出来ると思います。

私もアコースティックギターで弾き語りをするので、若い時分には色々なピックを試してきました。
しかし正直に話してしまうと、現在ではサムピックを使っていません。

音色は非常に良いですし、右手の自由度も高いので使い勝手は良いのですが・・・さて、なぜ使わなくなったのかというお話です。

実は市販のサムピックを使って行くうちに気付く事がありました。

主に力強いストローク奏法の時にサムピックが引っ掛かる感じがして、音が割れるという現象に遭遇したのです。
爪弾きのようにソフトな弾き方の時にはあまり問題が無いのですが、万能ピック!という訳には行きませんでした。

また、私の親指が太いという事が原因かもしれないのですが、サムピックを使用して長時間ギターを弾いていると親指が痛いのです。爪の根本が締め付けられるような痛みで、場合によっては内出血する事もありました。

そんな理由からサムピックの使用をあきらめた私ではありますが、やはりサムピックには魅力が多いのです。

自由度が高く、音色の選択肢が増える。
複数の奏法が同時に実現出来る。

やはり、これらを実現させる事の出来るサムピックを何とか使いたい!

そう思った私はサムピックの構造から研究をして、カスタムメイドのサムピックを作ろうという流れに至った訳です。
趣味がギター演奏の私ですが、本職は木工作家をしていますのでピック削りはお手の物でした。

少しマニアックな話が続きますが、もう少しお付き合いください。
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