think&write ~素晴らしき日常~

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「準備」(2012 ・1/12)

2012-01-12 20:52:34 | 日記
朝7:20。珍しく、夢見心地の頭に、襲いかかるようなアラームの前に目覚めた。


そして、いつものように毛布から出ると、何とも言えない冷たい空気が、心まで冷やしていく。


今日は休みであった。
しかし、10:15に待ち合わせ。
それは、第1回目のバンド練習のためである。
バンドと言っても、プロを目指すわけではない。
あくまで、学園祭レベル。
学園祭は今年の9月。オーディション(予選)は8月らしい。
まだまだ、追い込む時期ではない。
しかし、不安だらけだ。


自分のパートはメインボーカル。
歌には、カラオケで多少の自信はあるが、たかが知れている。
おまけに、バンドは初めてだから、楽器の知識は乏しい。分からないことだらけだ。
こんな状態なのになぜ、バンドを…?
「?」以外に思い当たる感情が見つからない。


そんな疑問やマイナス思考を心に背負い、通勤ラッシュを終えた電車に乗り込む。
車内はガラガラ。だから、足を組んで堂々と座る。カッコつかないくせに。


そして、待ち合わせたメンバーとも会い、練習場所へ。
どうも朝はテンションが異様に低い。


バンドのメンバーは4人。ドラムがいない。
と、言うことで今日はドラムを、本来ベースをやっている人に他のメンバーがお願いした。彼はうちの正規のメンバーではない。しかも、ドラムの経験はほぼ皆無。
思えば自分にとって代役もバンドのメンバー2人とは、最初は面識など無かった。
なのに、なぜこういう接点が生まれたのかと思うと、また「?」だ。
ただ、一名程バンドに詳しいメンバーがいるから、少しは安心材料になる。


練習場所に着いた。手袋を貫通するような寒さ。しかし、中に入れば快適な環境。よく考えれば、恵まれた世の中だ。


マイクのコード1本つなぐだけなのに、セッティングに20分を費やした。
行動が相変わらずトロい、「大トロ」だ。寿司屋では重宝されても、大人社会ではすぐに廃棄処分だろう。


最初はフリー練習。
やたらと音がデカい。楽器が爆弾に感じた。
それが普通らしいが…。
いざマイクを通して歌ってみても…、思ったよりヘタクソに聞こえた。
「理想」はあくまで、「理想」でしかないらしい。


いざ、合わせてみる。
すると、ドラムの経験がほぼ皆無の代役が、やたらと上手い。
他のパートも未完成のところはありつつも、startの割にはなかなかだ。
ただ、1曲目のワンコーラスだけで、まだスタートラインだ。
しかし、特にドラムに衝撃を受けた。
冗談に見えた。
これが世間でいう「ビギナーズラック」か…、いや「ビギナーズセンス」である程だ。
そして、彼はこのバンドのサポートメンバーになってくれた。
サポートを抜いて頂けると、有りがたかったが。


しかし、メンバーに聞いたら、これでもクオリティーは低いらしい。
次回の全体練習は、お互いに都合がこの時期はバラバラだから、恐らく3週間くらい後だろう。


歌い終えた爽快感であろうか、冷たい空気が清々しく感じた。未来への不安は溶けていなくとも、気持ちは180度変わってしまったようだった。


人は、どうしても本能として、未来を見てしまう。しかし、どう考えても自分が思ったようにはならない。良い意味でも、悪い意味でも。
それでも未来を見る理由…、それは未来を可能な限り想像し、今出来ることをして、自分で未来への希望を持つため。
つまりは未来への「準備」だ。
スポーツでは「準備」が重要視される。
「準備」は自信につながる、とも言われる。
そして、未来への希望を持つ。
そうすると、良い精神状態で望める。
テストやスピーチなどで、病んでる状態で結果を残せる人はいるだろうか。
鬱状態よりは、自意識過剰のほうが良いのだ。


希望を持てるように行動(準備)しなければならない。
未来をイマジネーションするだけでは、妄想人間だ。
歌い疲れた身体で、ふとこう思った。


さて、風呂に入らなければ…。


ps
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