高校野球というと、それは甲子園となる。
そして高野連になる。
高校球児の晴れ舞台である、春と夏の戦いは日本で屈指の学生スポーツイベント。
高校野球「甲子園」
関東大学駅伝「箱根駅伝」
は高校と大学の学生スポーツにて120%テレビ中継される。
そんな大会はほかにはなかなかない。
120%と書いたのは試合中継だけでなく、その後に特番が組まれ、試合が終わってからも放送されるので120%と書いた。
そんな甲子園球場での高校野球でたびたび話題になるのがパフォーマンス。
今年はWBCでの日本代表ヌードバー選手から始まったペッパーミルパフォーマンスを高校球児がやったら注意を受けた事が話題となっている。
確かにこの行為は相手のミスからの出塁であった事を考えると、相手を思いやる気持ちとなれば適切ではなかったのかなとは思う。
ただ、この行為の是非に関わらず、パフォーマンス自体が必要以上に禁止されていると感じる。
高野連は
「高校球児たれ」
的に、高校生としてあるべき姿を重んじて。
みたいなコメントをよく出すが、真剣に試合をすればするほど自然と出る気迫みたいな所からくるパフォーマンスは自然なのではないかと思う。
そんな中でまたスターが生まれるのではないだろうかと。
もちろん必要以上のパフォーマンスは注意すべきではあるが、あくまで注意を入れて、繰り返されるようだったら指導にすれば良いと思う。
話は少し変わるが、高野連はこんなパフォーマンスでニュースになってる事自体が日本野球界のレベルの底上げに繋がっていないと感じる。
それはなぜか?
高校野球は学生スポーツだ
と言うが、だったら観客からお金を取って試合をしているのは納得がいかない。
「あれだけの球場でやるのだから観客からお金を取るのは仕方ない」
と言う方もいるだろう。
それは理解できる。
が、僕が言いたいのはお金を取るならば、とことんやれ!
と言いたい。
地区大会を勝ち抜き甲子園への夢の切符を手に入れた後に親に待ってるのはお金だ。
甲子園に行くために地区の皆様からの支援金を集めたりしても足りるわけはなく、親はかなりの金額を出す。
全国大会で、しかも主催者側は集客による収益があるのならば、全国から来る高校へ高野連から経費の助成が出来るのではないだろうか。
例えば
大会冠スポンサーを募集する
観戦チケット代をよる収益
グッツの販売
等々、あれだけの大会なのだから極論を言えば参加する高校球児の旅費くらい全額高野連が負担できるでしょ。
とね。
いつも言ってきますが日本スポーツ界の最大の問題は90%アマチュアスポーツだという事。
アマチュアだからお金がない
(お金を回す方法を連盟が考えていない)
活動が制限される。
進歩が遅れる。
となっている。
お金があれば優秀な選手をより良い環境で育てる事も出来る。
簡単に言うと
どーせ観戦料取るなら舞台のスターとなる選手に還元する事を1番に考えろ。
と言う事です。
聞こえの良いフレーズ
「学生スポーツだから」
で逃げてる時代じゃないだろうと。
結果、大谷選手を始めとしたスター選手がどんどん育ち、日本球界は盛り上がるわけで。
そしてもう一つ思う事がありますが、長くなってきたので、ここからは明日へつづくします。