いよいよ完成いたしました!! . . . 本文を読む
小学校の裏の坂を上っていると、突然、林檎がひとつ、
転がってきた。
慌てて拾うと、もうひとつ。
僕は持っていた鞄を放り投げて、その林檎を追いかけ、
カーブの手前で拾い上げることに成功した。
やれやれ、よかった。ところで、一体全体この林檎を転が
しちゃったあわてんぼうは、どこの誰なんだい?
坂の上のほうを見上げると、いっぴきの猫が駆け降りてきた。
クロトラの、まだ子猫だ。
「それ、僕の . . . 本文を読む
お花見には 行きたいけれど
人ごみは No thank you
貴方の肩に寄り添い
二人飽かず 花吹雪見つめていたい
風に揺れる 髪をかきわけ
缶ビール飲もう
shall we go to kindergarten
小さな庭には 桜が満開だよ
ジャングルジムの上で
乾杯しよう
春の風が 私を呼ぶの
spring has come !
貴方と夜のお散歩
二人並び . . . 本文を読む
誰か教えて 本当の私を
3日前に届いた あなたからの手紙
今もテーブルの上に
マロウのお茶のブルーの影が
揺らめいてピンクに変わる
受話器がおもい ボタンがおもい
コールも聞かずに そのまま切った
何を迷っているのだろう
もう 他の男と 寝てしまったのに
長い雨もやんで
新しい季節 迎えたはずなのに
きっと今の私 本当の私じゃない
無理に笑顔作っているうちに 忘れてし . . . 本文を読む
シャッターが降りていく きみとぼくのあいだに
シャッターが降りていく ぼくとぼくのあいだに
シャッターの向こう側には もう一人のぼく
シャッターのこちら側には 臆病なぼく
シャッターの降りたあとには 月も星も見えず
思い出すこともない
シャッターの向こう側には 宇宙はない
シャッターのこちら側にも 宇宙はない
ひとつ シャッターを降ろすな
ひとつ シャッターを思うな
シャッタ . . . 本文を読む
MY FAIR LADY MY FAIR WEATHER
(2004 Clistmas version)
夢でKISSした 赤いフリースの女の子
唇の感触が 今も残っている
初めて君に出会った瞬間
すぐにわかったよ
偶然じゃない 出会う運命のひと
こうして二人肩を並べあるいている奇跡
MY FAIR LADY MY FAIR WEATHER
薔薇色の北風もデジャヴ
もうわかっ . . . 本文を読む