さて、今日は新年初の焼肉我門であります。
本当はもっと早く顔を出したかったのだけれど、
新年早々いろいろとありまして・・・やっと今日!というわけです。
我門の上ロースランチ。この肉150gで1,100円だからね・・・
我門の大将には昨年、本当にお世話になりました。
今年の焼肉ビジネスフェアに臨むにあたり、
ちょっと意見交換しておきたかったのです。
今日まで新年の挨拶でいろんなお店を回ったのですが、
新年の出足がいい店悪い店、両極端ですね。
千葉の某ラーメン店なんかは「6ヶ月連続新記録!」という、
不況なんてどこの国の話?状態。
今まで昼と夜の営業の間に休憩挟んでいたのですが、
新年早々通し営業という繁盛ぶりでした。
我門さんもとてもいいスタートを切ったようで、喜ばしい限りです。
さて、話は今年の焼肉業界のトレンドについて。
日経レストラン1月号には、焼肉各社が低価格新型店を展開!
という記事が出ておりました。
レインズインターナショナルは牛角を、
今までの客単価を20~30%安くした「ゴチニク」に。
現在の14店舗を、更に年間100店舗規模で転換(新規含む)。
叙々苑も客単価半分の店を出し始めたという。
『焼肉茶寮燦々亭』ですね。
片や日本の人口は減り続けているわけで・・・
特に若い世代が減っている。
今年の新成人は2010年より3万人少ない約124万人で、
4年連続過去最低を更新・・・なんじゃこりゃ、って数字ですよ。
余談ながら、そのうち77%が「交際相手がいない」のだとか。
これまたキビシイ数字ですな。っていうか、俺、がんばっちゃおうかな。
つまり、安い肉をガッツリ食いたいっていう層が、壊滅的に減少しているのです。
増えているのは爺婆だ。
「美味しいお肉を少し。あとはバランス考えてお野菜をしっかり」
という世代が増えているということです。
金の問題じゃない。金はあるんだ。
・・・いや、俺みたいに金無くても、安い肉なんて食いたくない!
そういえば1月3日のテレビ朝日「お試しかっ!」の人気コーナー「帰りま10」。
牛角が舞台でしたね。
牛角の人気メニュートップ10は・・・
1位 牛角上カルビ
2位 牛上タン塩
3位 やみつき塩キャベツ
4位 ごはん中
5位 牛角アイス
6位 王様ハラミ
7位 カルビ専用ごはん
8位 特撰塩ハラミ
9位 チョレギサラダ
10位 チーズフォンデュdeチキンバジル
もう結果出てるじゃないですか。
410円の(この前290円フェアやってた)中落ちカルビなんて、
お客から鼻も引っ掛けてもらえない有様です。
(僕もコロチャーかと思ったし)
要は、文化をきちんと発信していないのでしょう。
僕はスクラップ&ビルドは気に食わんのです。
あくまでも店主導であるべき。客に迎合するようではね。
チェーン店の限界とでもいうのかな。
ここで思い起こされるのが、居酒屋駒八の八百坂社長の言葉
「居酒屋の原点、それは企業ではなく“家業”」
うん。なんか心に響くなぁ。
ということで・・・
この辺をキーワードに、もう少しこれからの焼肉業界を考えてみたいと思います。
(この項、続きます)
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