男ゴコロと旅の空 rainbow in my heart

出張に行く。食事する。女を抱く。酒を飲む。仕事する。丸裸の俺?

今月のJAL VS ANA 7月

2005-07-12 13:32:40 | Weblog
さて、先月はお休みしちゃいましたが。。。
今月は岡山までのあわただしいフライトです。

JAL名人会
落語「動物園」三遊亭春馬
江戸売り声 宮田章次
落語「茶の湯」柳屋三語楼

全日空寄席
女道楽 内海英華
落語「商社殺油地獄」桂文珍

JALの方は、久しぶりに聞きました。「動物園」
朝は10時から。のんびりぶらぶらして、昼はステーキ食えて、
昼寝して、4時には終わる仕事で、1日1万円。
そんな仕事、あるの!?それがあるんだよ!ってことで、
移動動物園でトラの毛皮かぶって虎の役やるって話ですね。
この馬鹿馬鹿しさが、いい。しかも、無理して話作ってるんじゃないから、
「花筏」みたいな感じで、とてもいい!

江戸売り声って、こういう芸は、
江戸っ子にしてみりゃ、複雑でね。
以前、まだ嫁さんと付き合い始めてすぐの頃、
向こうの両親がはとバスで東京見物するっていうんで、
くっついて行ったことがあるんだ。
そしたら、佃島なんて連れて行かれて、
あんな風景、こちとらの生まれたところソックリでさ、
なんか人ん家覗かれているような心持ちで、やんなったのを、
チラリと思い出しましたよ。
でも、そこは宮田章次さん、さすがの話芸ですね。
最後は気分よく拍手させてもらいました。
「茶の湯」はね、ちょっと長かったんじゃないか?

ANAの方は、いつもは案内役の内海英華師匠。
女道楽ってね。
こういうのは、なんとなくわかんないけど拍手しちゃうという、
お客の気持ちがよくわかっていまして(笑)
端唄ひとつ歌って見せて、拍手させてから、
「今の歌の意味はこうこうこうで」って解説すんの。
その解説のクダラナサでお客が笑うと、
「さっきはわかんないけど終わったから拍手したな!」って。
女道楽の危機を逆手にとったとこが、うまかったですね。
で、お決まりというか、「見世物小屋」
あれは、お上から、あれをやれ!という命令でもでてるんですかね。
「見世物小屋」シンジケートみたいのがあって、毎月規定回数
「見世物小屋」歌わないと、鑑札取り上げられるとか?
なんか、よく聞くんですわ。不思議だなぁ。。。

さて、最後に文珍師匠の「商社殺油地獄」(ショウシャごろしアブラのジゴク)
落ちがいいですねぇ。中東の産油国で、新国王が即位し、パーティーで
日本の古典芸能を披露しなければならない商社マン。
能狂言をやるはめになって、どうせ日本のことなんてわかりゃしないと、
「天才バカボン」を舞うってハナシ。
“柳ノォ下ニィ、猫ガイル~~”なぁんてやるんですな。
これは、傑作です。

で、今月の勝敗は。。。
やっぱ、文珍師匠ですかね。みなさん、今月はANAに乗ってください。





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