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チョウ・トンボ・野鳥に親しむ

雪の止み間に 2-ヘラサギ

 今回の雪は14日に上がり比較的良い天気が続いている。特に、1昨日は朝から晴れ上がり気温も上がった。気になっていた冬鳥の様子を確認しようと、早速河北潟干拓地から志賀町の海岸まで行ってみた。

         金沢市郊外の田のコハクチョウ

 途中金沢市の田でコハクチョウ、立山を背景に繁殖活動を始めていると思われるコウノトリのつがいを確認し、干拓地のハス田に着いた。

       立山を背景に河北潟干拓地でのコウノトリの営巣

 ハス田を一通り回ってみ何も見つけられず、これが最後と通りかかったハス田で活動している白いサギを見つけた。

            向こう向きの白いサギ

 ヘラサギ!クロツラヘラサギ?と思って撮ってみるとヘラサギであった。

               ヘラサギ

 最初は悠々と、またせっせと餌を食べていたが、畔に上がって立ち止まった。



           無心に餌を食べるヘラサギ



        畔に上がって戸惑った感じのヘラサギ

 何かを威嚇しているようにも見えた。


         何かを威嚇しているようなヘラサギ

 カラスのちょっかいであった。そのうちヘラサギが諦めたかのように方向を変え飛び去った。



         立ち止まって方向を変えたヘラサギ

             飛び去るヘラサギ

 弁天島につくと、イソヒヨドリが出迎えてくれた。



          弁天島のイソヒヨドリ、メス

 磯ではダイサギとアオサギがのんびりと餌を探しヒドリガモが泳いでいた。

              磯の大型のサギ

      岩礁で休んだり、海で泳いだりするヒドリガモ

 そのうちイタチが出てきた。

               岸辺のイタチ

 海にも来るんだとびっくりして撮影した。
 
 赤住まで行ったがシノリガモやウミアイサなどの姿はなく、高浜まで帰ってくると、水を張った田で寛ぐコハクチョウが見えた。

            高浜のコハクチョウ

 一通り見たのち中能登町経由で邑知潟干拓地に立ち寄った。

           邑知潟干拓地のコハクチョウ

 コハクチョウは居たが、オジロワシやヒシクイなどは見つからなかったので、例年、マガンやヒシクイが観察できる場所まで行くと、遠くにマガンと思われる群れが見えた。

           遠くに見えるマガンの群れ

 車でゆっくりと近づいたが飛ばれてしまった。



        飛び立って頭上を旋回するマガンの群れ

 暫く待っていると辺りを周回し、またもとの位置に降りてきた。



           再び降りてきたマガンの群れ

 改めて見ると、コハクチョウや少数のヒシクイも混ざっていた。


      マガンの群れに混ざるコハクチョウやヒシクイ

 そのうちコハクチョウが飛び去った。

            飛び去るコハクチョウ
 
 久しぶりの満足感で家路についた。高松まで帰ると夕方5時頃になり夕日が美しく見えたので車を海岸線に止め沈む夕日を撮影した。浅瀬ではペダルをこぐ人影、波打ち際では夕日に照らされて餌を探すミユビシギが見えた。

           夕日の中でボードを漕ぐ人影

    夕日が反射する波打ち際を忙しく移動し餌を摂るミユビシギ

 海に沈むタイミングをはかってだるま夕日が撮れた。

             日本海に沈むだるま夕日

 穏やかで温かく絶好の鳥撮影日和であった。
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