年が明けても気温は高めであったが9~11日午前にかけて断続的に雪が降り、こちらでもシャーベット状の雪が20㎝ほど積もったが午後には雪も止み、晴れて少し暖かくなった。
久しぶりに天候が回復し眺望がきくようになった雪の山々
スズメは庭のモッコウバラの枝に屯し、晴れ間を楽しんでいた。
モッコウバラの枝で晴れ間を楽しむスズメ
こんな時には、森で餌が探しづらくなった鳥達が除雪された人や車の通る道に出てくることも多いので近くの森に行ってみた。
落ち葉の積もった散歩道にはシロハラが多く出て来ていた。
雪の少ない道端で餌を探すシロハラ
電線にはモズが止まり辺りを窺っていた。
電線や木の枝に止まって辺りを監視するモズ
重複もあるかもしれないが数羽のモズを見かけた。
携帯通信の鉄塔を見上げると、白っぽい大きな鳥が止まっているのが見えた。
携帯通信鉄塔に止まるオオタカ
オオタカである。この時期にこの場所でよく見かけるので近くで営巣しているのかもしれない。
帰り道で再び森を通ると、目の前に赤っぽい鳥が飛んできて笹に止まった。
笹に止まったベニマシコ
咄嗟のことだったので1枚撮影できただけであったがベニマシコであった。
枯枝の実を物色するベニマシコ
枝に止まったベニマシコ
一緒に飛んできた鳥は雌かと思ったがアオジのようであった。
ベニマシコと一緒に飛んできたアオジ
気をよくして帰り道を歩いていると、思いがけず、目の前から黄色っぽいやや大きな鳥が飛んだ。目で追い止まった枝に見当をつけて撮影してみると、トラツグミが枝に止まっていた。
足元から飛び出して向こうの木に止まったトラツグミ
さらに幸運だったのは、意識せずに撮った写真にルリビタキだと思われる鳥が写っていたことである。鳥友さんにも賛同の御意見をいただいた。後日、注意して再挑戦をしようと思っている。
ルリビタキと思われる鳥
オオタカ、ベニマシコ、トラツグミ、ルリビタキなどの鳥には昨年は出会うことができなかったが、今年は予期しなかったものの、雪の止み間という天候を利用して撮影することができてラッキーであった。