時空を超える和装便り

明治・大正・昭和のレトロ着物や美容、ヘアメイクの魅力を発信。

夢二の絵のように着付けてください

2007年01月19日 | 大人婚
新婦のお母様の留袖着付けです。

留袖は紋が綺麗に見えるように、きちんと
補正をするのが、留袖着付けの常識と
思っていました。

ところが本日のお客様は、補正なし、
胸紐なしでゆったり着付けてください。
帯もずっと下に締めてください。
夢二の絵のようなゆったりはんなりが
好きなんです。

さすが、京都の奥様でした。

ご要望どおりの着付けに奥様は
とても喜んでいらっしゃいましたが

いつも、きちんと見える着付けをこころがけている
わたしとしては、逆にお客様から教えられました。

五十代後半のきもの好きな方って、もしかしたら
夢二の世界にあこがれているのかもしれませんね。

ブライズビューティ・ビーセレブ
コメント
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