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タンスの中には着物と帯の他にまだ眠って
いるものがあります。
それは着付けで使う紐、帯板、伊達締め
などの小物類!
あまり着物を着たことがない人はこれら
の小物や紐をどこに使うのか、そもそも
小物の名前すら分からないという方が
大部分です。
うちの美容院にも着付けに使う小物が
分からないのでとりあえず家にあるもの
全部持ってきましたという方、結構いらっ
しゃいます(笑)
着物、帯、長襦袢、帯締め、帯揚げの5点は
分かるとしても、タンスに山のように入っている
着付け用の小物を何とかしたいですよね。
そこで、溜まってしまった着付け用の小物類を
整理してみませんか?
まず着付けに必要な小物類はこれだけ
ひも4本、 伊達締め2本、 帯枕、 帯板、
襟芯、 補正用タオル1,2枚、着物ベルト
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下着類は裾除け、肌襦袢、足袋
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これだけで大丈夫です。
これ以外の着付け小物が出てきたら、
ほとんど必要ないので処分して大丈夫です。
例えば、出来上がりの襟、お太鼓を作る
道具、クリップのついた伊達締め、
手作りの腰紐、分厚い化繊の伊達締め、
丸い枕など
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着付け教室で購入した小物は便利
ですが、使いこなせてこそです。
私たち着付け師も見たことがない
ような小物を持ってきていただい
ても使い方が分からなくて困ってしまう
場合もあります。
では、必要な小物をもう少し詳しくお教え
しますね。
同じような小物がたくさん出てきてどれを
使ったら良いか迷ったら参考にしてみて
ください。
・ひも 3本は白かピンクのしっかりした
モスリン素材
1本は化繊かシルクの滑りの良い
もの(お太鼓を作るときの仮紐に
使います)
・伊達締め 1本はできれば博多織
(しっかり締まって紐がごろつきません)
もう一本はゴムベルト(着物の伊達締め
に使いやすくて 便利) 博多織の伊達締め
が2本 あ ったらそれでもOKです
・帯枕 普通のお太鼓枕、枕の厚みが厚
すぎないこと枕についている細い紐は
外してガーゼをかけて使います
・帯板ベルト付きだと自分で着るときに便利
・襟芯 薄手の襟芯1.2本 厚いと首の
なじみが悪いです
・補正用タオル ウエストに巻く薄手のタオル
自分用にタオルを2,3分の1に
折って端に紐をつけておくと使いやすい
・着物ベルトコーリンベルトとも言います
襟元をきちんと整えるのに便利です
・肌着 裾除けと肌襦袢またはワンピース型
の物が着やすいです
もう一点注意して頂きたいのが
ゴムベルトやコーリンベルト、プラスチック類
は長く使っていないと劣化して壊れたりする
のであまり古くなったものは処分したほうが
良いです。
以上古い着付け用小物を断捨離してすっきり
してくださいね♪
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