Winter Green???
アロマを勉強した人なら、聞いたことがあるかもしれませんが、
殆どの方には???だと思います。
今現在、色々なアロマのショップで買うことが出来るこのオイル。
しかし、このオイル、10数年ほど前までは、色々なアロマの本で
Hazardous Oils 危険オイル、のリストに挙げられていたんです。
いえ!
今でも、沢山の本のリストに、注意事項が載っています。
理由は、この中に入っている成分、サリチル酸メチルです。
ウインターグリーンには、この成分が98-99%入っていて、
サリチル酸メチルは、痛みや熱、炎症などに効果があるので、
肩凝りや、スポーツ後のマッサージに使用する人もいますが、
とっても強い成分で、使用には、細心の注意が必要なのです。
セラピスト御用達の、このオイルブランドの会社も、他の比較的安全なオイル
とは、分けているようで、珍しく、押しながらツイストしないと開けれない、
子供が間違って、開けたり出来ない様に、安全キャップになっています!
『アスピリン』や、『バファリン』にも、(アセチル)サリチル酸が入っています。
その為に、アスピリンやバファリンのアレルギーがある人は、
ウインターグリーンの使用も控えて下さいね!!!
(サリチル酸は、喘息発作などを誘発したり、皮膚刺激を起こしたりする事もあります。
又、血液凝固を妨げるので、抗血液凝固薬を服用している方も注意が必要です)
数年前に、アロマの勉強をはじめた人達や、
1冊、2冊のアロマの本しか読んでなかったりすると、
アロマで使用しないリストに載っていた事すら知れない人も多く。。。
アロマは勉強していないけれど、香りが好きだから、使ってみよう!と
思う方達は、もしかしたら使用してしまうかもしれません。
で、たまたまその人が、アスピリンアレルギーだったら。。。
とても大変な事になります。
精油の成分の中には、薬に使用されている成分も沢山含まれているので、
今回、例に挙げたWinter Greenのように、飛びぬけて、薬効成分が高い物も中にはあります。
でも、使用方法、使用濃度、などには、気をつけて下さいね!
そうそう、、、私が今朝会ったおばあちゃんが付けていたのは、、、
間違いなく、湿布薬でしょう。
そう! ウインターグリーンの香りは、湿布薬の香り。
皆さんもよくご存知の、あのスーーーーッツとした香りです。
私のレッスンでは、比較的安全なオイル、というのを前提に教えているので、
今回のウインターグリーンは、講座では教えていません。
ですが、メディカル・アロマ講座の成分の時に、
どんな成分が入っているオイルが、使用時注意するオイル!
というように教えています。
そうそう! 今日、このブログで書こうと思ったのは、
おばあちゃんの湿布薬の香りから連想して、、、(苦笑)
注意事項をよく読んで使ってもらいたい!、そのようなオイルが、
殆ど使用法や、注意事項を書かずに売っているオンラインショップなどが多い、という事実です。
勿論、きちんと赤文字などで、目が付く様に、注意事項を書いている店もあります!!!
そして、そういう所は、きちんとしたアロマセラピストの人が、オイルの詳細を書いていたりします。
妊娠していたり、常備薬があったり、アレルギーがある方で、精油購入をする時は、
特に聞いた事が無いオイルの場合は、
数冊の本を読んで、禁忌事項などを確かめるか、
あるいは、アロマセラピストにご相談くださいね!
あー、今回も、長くなっちゃいました。。。(苦笑)