Hiroshima Japan
Panasonic DMC-LC20
DC VARIO-ELMARIT
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憎しみあうことのない世界を
望みはそれだけ。
僕は平和公園の近く、ということは、爆心地近くで生まれ育ちました。そのため小、中学校での平和教育は多かったです。
そして、僕の周りでは原爆に深く関わっている人が多いです。
僕の伯母も原爆で16歳という若さで亡くなりました。
ほとんど無傷だったらしいのですが、家の下敷きになり抜け出すのに時間がかかったため黒い雨を受けました。そして体中に斑点ができ、頭髪は抜け、歯茎から血を流し、「良くなったら桃食べたい」といっていたそうですが８/２５に「お花畑に行く」といって亡くなったそうです。祖母は、とても元気でおもしろい祖母でしたが、毎年この時期になると仏壇の前で小さな肩を震わせて泣いていたのを覚えています。
そして、たまたま今日実家に来ていた僕の幼なじみのお父さんも、爆心地近くで被爆して奇跡的に生き残った人の一人です。そのおじさんに今日初めて聞いた話ですが、家の下敷きになって、そこから這い出すのに爪が全部はげてしまった。周りは地獄みたいで、逃げていると近所のおばさんが家の下敷きになっていた。助けようとしたが爪ややけどが痛くて力が出ない。おばさんが「もういいから、あんた逃げなさい」と言われて逃げた。それがそのおばさんの最後だった。それから川へ出るとたくさんの水をのむ人、死体をかき分け・・・・。
このおじさんも最近白血病になり、丸山ワクチンで生きています。
暗室教室の先生も・・・。
このようにここ広島では、戦争、原爆は過去の歴史上の出来事ではなく、今も多くの人々を苦しめています。
suguluさんのおっしゃるとおり、子供たちにこのようなことが起こらないような世界を残したいものです。
*今日も息子（５歳）に誘われて原爆資料館に行ってきました。質問攻めで疲れました(>_