今年の8月6日の登校日は子供たちを休ませ、じいちゃんばあちゃんと手を合わせに行きました。
最近は8月6日は平和学習のため登校日になっていますが、家族の事由があるときは休んでも良いのです。
なので、今日のことは記録に撮っておこうと思いました。
朝早くに実家で待ち合わせ、広島県職員と、動員学徒の慰霊碑へ。
広島県職員の慰霊碑では、じいちゃんのお姉さんの名前を確認していると、
一人のおばあちゃんが亡くなられた肉親の名前を指で何度もなぞりながら「またお参りにくるからね。。。」と。
このおばあちゃんも含め、一人で手を合わせに平和公園方面に向かわれる、
また平和公園方面から帰られるおじいちゃんおばあちゃんがたくさんおられましたが、
年齢的にあと10年、いや5年、いや来年またここに足を運ぶことができるという保障はないんだな。
それは僕の両親も含めて。
動員学徒の慰霊碑ではばあちゃんのお姉さんのために手を合わせ、ミサキは配られていた金色の折り紙で折り鶴を折りました。
僕は折った金色の折り鶴の写真を撮らされました。
この金色の折り紙をめぐってはどっちが折るのかと言うことでタイチとミサキは大喧嘩をしました。やれやれです。。。
7時過ぎころには実家に帰り、8:15を告げるテレビの前で皆で黙祷し、そのあと仏壇で手を合わせました。
そのあと、昼ころまで皆で古いアルバムを見たりして過ごしました。
76年前の写真の中にいる16歳で亡くなった子供のころの伯母を見て切なくなりました。
お昼はみんなでばあちゃんのカレーライスを食べて帰りました。
いや、逆にこのような事を安易に申し上げるのは失礼なのかもしれません。お許しください。
広島だけではないのですが、僕はたまたま広島に生まれ住んでいるので、この日くらいは日記に記しておこうと思ったんですよ。
見てくれている方には、広島の一家庭のありのままのこの日のことを見て何か感じていただければいいなと思ってます。
コメントをありがとうございました。