時間になると、清掛け(きよかけ)
という白いタスキのようなものを
首から掛けるよう促されます。
これで正装扱いになるそうです。
紋が入っている方を必ず前にして
下さいと言われました。
靴を脱ぎ拝殿に上がると急に
緊張してきました。
ご年配の男性二人、男性の親子二人、女性二人と、一人で来ている若い女性一人、そして私の計8人が前列に一列に座りました。
神主さんが携帯電話は電源を切るか、鳴らない設定をと言われた矢先、年配の男性の一人のケータイがけたたましく鳴りはじめ、切るのかと思いきや、しばらく喋りだしたので見ている方がヒヤヒヤ
してしまいました。
その方は帽子を取るようにと注意されたのに癖なのか、聞こえなかったのかまた帽子を被っていました。
若い神主さんでしたが、祝詞を上げる声は本当にお腹から出しているんだろうなという響く良いお声で心地よく気持ちが良くなりました。
続いて、こちらもまたお若い巫女
さんが鈴を持ってシャリンシャリンと鳴らし神降ろしの舞を舞われます。
一通り終わると名前を呼ばれ授与品を頂きました。
そして、いよいよご本殿に移動です。
拝殿から一度外にでます。
ご本殿の前
右にお賽銭箱、左に警備員の男性が一人立っています。
この戸の奥に入ることができるのです。
心の中では喜びのあまり
ひゃあ〜〜❤️
と、叫んでいます。
中に入ると
荷物を置く台があり、手に持っているものすべてここに置くように言われます。
そして特に順番ではなく
思い思いに前に進みご挨拶を
しました。
大きな賽銭箱の奥はとても広い空間でした。
ここからは個人的に感じたことです。
一本何かが通っていると
思いました。だから参道の真ん中を歩いてはいけないと言うのは本当なんだと、納得できたのです。
とても貴重で印象的な経験でした。
最後におみくじを引きました。
出雲大社のおみくじは
大吉とか、中吉とかではなく
お言葉のみ、です。
なので、理解しようとよくよく
読むようになります。
良いとか良くないとかではなく
どう過ごせばよいのかを
示して頂いていると思います。
また一年、次の誕生日が来るまで
今の気持ちを持てるよう努力して行きたいと思います。