都内散歩 散歩と写真 

散歩で訪れた公園の花、社寺、史跡の写真と記録。
時には庭の花の写真、時にはテーマパークの写真。

大観音寺 〈東京都中央区〉 

2013-11-22 21:03:14 | 都内散歩
大観音寺 (おおかんのんじ)   東京都中央区日本橋人形町

【住 所】東京都中央区日本橋人形町1-18-9 "Mapion"地図
【宗 派】 聖観音宗(総本山は浅草寺) 
【本 尊】 鉄製の観音菩薩像 なお、不動明王・文殊菩薩・馬頭観世音菩薩・地蔵菩薩・薬師如来・荼枳尼夭・毘沙門天の像を本尊ととも安置
【沿 革】
明治9年(1874年)に現在の本尊:鉄製の鉄観音像を安置
明治13年(1878年)観音堂を建立して正遷座
大正12年(1923年)大正大震災により焼失
昭和27年(1952年)天台宗から聖観音宗に改宗
昭和15年(1940年)現観音堂を建立
【鉄製の観音菩薩像】
この観音像は 鎌倉の新清水寺にあったが正嘉2年(1258)の火災で寺は焼失。その後、江戸時代に頭部が鶴岡八幡宮前の鉄井(くろがねのい)から掘り出され、鶴岡八幡宮に置かれた。明治初年の神仏分離令により由比ガ浜に棄捨されるところを、人形町の住人 石田可村、山本卯助の両人の助力により、明治9年現在の地に安置され、鉄造菩薩頭(てつぞうぼさつとう)として現在に伝わる。
【大観音寺の文化財】
鉄造菩薩頭
所在地 中央区日本橋人形町1丁目8-9(大観音寺)
この菩薩頭は鋳鉄製で、総高170センチメートル、面幅54センチメートル。頭頂部のみは後に補修され鋳銅製。頭上には高さ53センチメートルの高髻(こうけい)があり、後補の鋳銅製蓮華座に乗っています。
この像は、もと鎌倉の新清水寺にあった観音像でしたが、鎌倉時代の火災で崩れてしまいました。以後、本尊として今日に至りました。毎月17日に開帳され、信仰を集めています。
中世造立になる関東特有の鉄仏のうちでも、鎌倉時代製作の優秀な作品で、昭和47年4月、都指定有形文化財に指定されています。
平成8年3月  中央区教育委員会
【末 社】本願地蔵尊(通称・願いの地蔵尊)・護法韋駄天尊・茶吉尼天尊
この大観音寺のページ作成に参照したWEB:猫の足あと、wiki、など

【大観音寺の写真】  平成25年11月6日撮影
大観音寺   参道 本堂は二階

大観音寺   本堂

大観音寺   本堂の内部

白衣観世音菩薩

馬頭観世音菩薩


末社 本願地蔵尊(通称・願いの地蔵尊) 

末社 護法韋駄天尊

末社 茶吉尼天尊

東京都中央区教育委員会の掲示


追記:令和5年5月29日一部改正:地図の誤り訂正など
 
 
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