また浮雲。

日々、ふわふわ

おじいわん、お薬飲みたくないわん

2020-05-28 17:11:29 | 日記
15歳のミニチュアダックス。
すごく元気で食い意地が張っていて、散歩もずっと駆け足してるくらいだったのですが。

ある日呼吸が荒くなっていたので病院へ。
心臓が弱って、血液の循環がうまくいってないそうです。
もう歳だからねぇ。と先生。
けど、この歳まで健康だったこと自体ものすごいことだよ、と褒めてもらえました。

朝晩と粉薬が処方されました。

そして戦いの日々が始まったのです…(^p^)べろべろべろ



最初は餌に混ぜてあげてたのですが、食べなくなりました。
全体に混ぜていたのがいけなかった、と餌の一部に混ぜて、上から通常の餌を被せました。一度だけ食べたものの、その後は食べない。薬どころか餌も拒否。もはや絶食状態。
もう…騙されてはくれんのか…
大好きなおやつを餌の上に乗せて誘うと、おやつだけ器用に選別して食べてしまいます。
あくびした瞬間に口に放り込んでも、ンバァ!とまき散らして吐き出します。
おやつに薬を混ぜた餌をディップして与えると、おやつごと叩きつけるように吐き出し、おやつにくっついたディップ部分を弾き飛ばしておやつだけ拾って食べます。
な、なにぃ~~~!?!?!?すごい技だ(;´Д`)!!!

この薬は続けて飲まないと意味がないらしいので、どうしても飲んで欲しい!
体全体を使ってぜぃぜぃと呼吸しているおじいわんを見ていると、焦るわムカつくわ悲しいわ…。

インターネットで調べると、薬を飲ませるためのおやつが売っていることを知りました。
今までフィラリアの薬(ジャーキーでめっちゃ美味しいらしい)しか食べさせたことなかったので、そういった便利道具を全然知りませんでした。


店を巡りまくって4店舗目で、ようやく見つけた『ピルポケット』。
実は別の商品を探していたのですが全然置いてなくて、今日中になにか買って帰らないとという焦燥感もあって、店員さんとも相談してこちらを購入しました。

粘土のように柔らか~いです。
元々の形が一応ありますが、無視して必要量ちぎって使います。
粉薬を練りこんで団子状に丸めたものと、薄く伸ばした生地を用意して、肉まんのように団子を包みます。粉薬を練りこんだときの手は洗って、外側の生地につかないように注意します。
これで完璧に薬のニオイは消えたはず…。

お願いだから食べてくれ~という必死の思いを隠して、いつものおやつのテンションで薬団子をあげました。

ぱくりっもぐもぐ!もっとちょうだい!!!(しっぽふりふり)

大成功です( ;∀;)
これで投薬のストレスからは解放された…と喜んでから3日後。
食べなくなりました。

口に入れて、一噛みして、ぺっ。

か、勘弁してくれよ~~~~!!!!!

殺気立たないように、薬を気取られないように楽しく歌いながら、にこにこ心を落ち着けながら、何度も何度も挑戦するのに、食べてくれません。
20分、30分格闘して、心が折れます。しんどい…もうやだ…

インターネット様、新たなる知恵をお授けください…

すると妹が、マヨネーズやアイス、はちみつに混ぜるという方法を発見。
よくよく調べると、デメリットもあるみたいです。
マヨは高カロリー、アイスは下痢、はちみつは花粉症の子はやめたほうがいいらしい…。

うちのおじいわんに試すならと考えて、犬用マヨを作ってみました。
ブログにレシピを載せてくれている方がいたので、参考にしました。



人間用と決定的に違うのは、塩コショウが入ってないこと。
一舐めしてみましたが、味ないっ!ってなります。
一応、犬にも一舐めさせてみましたが、食いつきが良いとは言えない…
これで…いいのだろうか…
薬を混ぜるのならばむしろ人間用マヨのほうがいいのかもしれないなぁと思ってしまいました。とりあえず今夜試してみます。

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