※これから手術の方は読むの注意してくださいね。もしかしたら余計不安になるかもしれないし(^^)
でも、私のように4日後にはこうしてブログを書けるほど回復できるから必要以上に不安にならなくても大丈夫ですよ
2時間半しか眠れなったせいか、頭痛がしていた。
今日は手術なのに、体調悪くても大丈夫なのかな…不安が募る
様子を見にきてくれた看護師さんに「眠れなかった」というと、「今日は麻酔でいっぱい眠れるから大丈夫だよ」と返される。
今思うとそれもどうなの?って感じだけど(笑)、その時は「ああ、べつに寝不足でもいいんだ…」とほっとした。
手術開始予定時間は12時半だった。
浣腸をし終わった後は、すごく暇だった。
手術に不安はなかったんだけど、術後が怖かったな。
苦しくないかな?気持ち悪くないかな?痛みは我慢できるくらいかな?喋るのもしんどいのかな?もし喋れなかったら不調を伝えられないよね…ガクブル、とか考えてたな。
浣腸は「3分は待ってね」と言われたけど、1分も待てなかったと思う。
3分待つとかどんな猛者やねん…
11時、看護師さんに促されて手術着に着替えた。
手術着の下はパンツだけ。タオル地の手術着だったからか、寒くなかったけど、季節によってはつらいかも。
着替えるといよいよって感じ。
11時半、家族が到着。おかんと妹とおとん。
12時半から、予定通りに手術できることに。
10分前に看護師さんが迎えにきたので、私は歩いて別の階にある手術室まで向かった。
家族はエレベーターまで見送ってくれたよ。
手術室の大きな扉の前まで行くと、看護師さんとはお別れ。助手の方にかわる。
靴の履き替えとか、名前の確認とかして、手術室まで案内された。
手術室の様子はドラマとかで見るのと同じ。部屋の真ん中にベッドがあって、その上に丸い電気。機械がいろいろ。
ヒーリング系のBGMがかかってたな。笑
ベッドに自分で横になり、酸素マスクを近づけられて深呼吸をする。
その後に点滴から麻酔が入れられる。
「入るときちょっとちくちくしますよ」と言われてビビったが、「ああ、なんかちょっと違和感あるかな~ってくらいだな。ほっ」
「もよさーん、手術終わりましたよー」
名前を呼ばれたかなにかで起こされて、そのときに「熟睡してるのになんだよ…。今日全然寝てないんだからもう少し寝かせろよ…」と思ったことを覚えている。すごく深い闇の底に自分が居て、上から細い光と声が聞こえてきた感じ。
ドラマでこういった演出をしているのを見るけど、本当にそうなんだなと少し感動した。
視界に私を覗き込む先生たちの顔が映り、「あ、手術してたんだっけ…」とぼうっと思い出した。
手術の前に、起きたときは酸素の管が喉に通っていて声が出ないから混乱しないでねと言われていたので、声を出そうとは思わなかった。
「深呼吸して―」という指示だけに従ったが、呼吸ができずに混乱した。これは本当に焦ったし怖かった。
でも、本当はできていたのかもしれない。けど感覚的には全く吸えない!と感じた。
そんな私を知らず、「大丈夫ですね」と言われて管を抜かれたので、やっぱり呼吸できてたんだと思う。
抜けた瞬間に呼吸の感覚が戻ってほっとした。
あまり覚えてないけど、たぶんそのタイミングで手術台からベッドに移されたと思う。
そのベッドのまま病室に帰るのだ。
その後はもう酷かった。
視界はぐらんぐらんと揺れ、声が遠い感じ。
助手の方に「気持ち悪くない?」とか聞かれて「痛いし気持ち悪い」と首を左右にのたうって答えた。痛すぎて体が硬直し、激しく震えた。それこそ痙攣なみに。
「ごめんね、寒いよね」的なことを言われて体を擦ってくれていたが、寒さは感じていなかった。ただもう痛い痛い痛い痛い痛い!って感じ。
「痛み止めは病室に戻ったらすぐ打つからね」と言われ、「は?!病室!?」と一瞬思ったが、それよりも「はやく病室行ってくれ!」という思いが強烈に上回った。
のたうちながらも、手術室を出てエレベーターに乗って病室に戻っていくのを見ていた。
ベッドが病室の定位置に戻ると、看護師さんに「気持ち悪い?痛い?」とか聞かれた気がする。
助手さんが「痛いし気持ち悪いって」と答えてくれていたが、私も「痛い!」と訴えた。
痛み止めを一刻も早く入れて欲しいと思っている私に看護師さんたちが、毛布で体を包んで3枚くらい掛け布団をかけてくれる。
記憶が定かではないが、酸素マスクもそのときにつけてもらえた気がする。説明なんて聞いていられないが、酸素だってのは分かった。
そのあたりで私の周りを囲んでいた大勢の医療関係者が少数にハケて、家族が入ってきた。
頭上で「すごく血圧が低くなっているんです」とか言ってたのが聞こえて、ああそれでこのめまいかとのたうちながら納得していた。
痛すぎて混乱しているかといえばそうでもなく、同室の人うるさいだろうな申し訳ないとかも冷静に思っていた。
けど今はそんなことどうでもいい!!!先に痛み止めをくれよ!!!!
「じゃあ痛み止め持ってくるからね」
は?
「お゛そい゛…!!!」
と通常であれば声もあまり出せない状況で低く怒鳴り、右手元にあったナースコールと、左手をつないでくれたおかんの手を握り潰す勢いで握りしめた。ナースコールはともかくおかんの手は申し訳なかったが、痛すぎて加減ができない。
「丸くなりたい!痛い!」
と言うと看護師さんが仰向けの私の体勢を転がして変えてくれる。
ちなみに、横になって頭が振れなくなったが、仰向けの状態のときはめまいが激しくなるのもかまわずのたうち続けていた。
丸くなりたかったのは、生理痛のときと同じ現象。丸くなれば和らぐ気がしたから(笑)
看護師さんが私を転がして丸めてくれた。背中にクッションを挟んで姿勢を固定する。「これでいい?」と聞かれて「駄目!」と怒鳴った。もっともっと丸まりたかった。痛すぎる。
看護師さんとおかんが顔を見合わせて笑ったのを感じたが、こちらはそれどころじゃない。看護師さんにさらに丸めてもらって、「どう?」と聞かれた。
1,2秒痛みを噛みしめて、「うん、丸まっても変わらないね!痛い!」と吐き捨てた。
痛み止め(点滴)が到着するまで、「痛い痛いすっごい痛い」を繰り返した。痛すぎて言わずにはいられなかったし、全然助けてくれないから(そんなことない)もしかしたら伝わっていないのかもと思った。
とにかく私はムカついていた。
痛み止めを入れてもらったとしても、速攻で効くわけない。効くまでの間、この状態でいろというのか?麻酔から起きた時点で入れろやふざけんな頭おかしいんじゃねーの(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)…
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丸まってるとき↑
妹は撮影係りで、私がのたうつのをひたすら撮影してくれていた。感謝(笑)
わりとすぐに薬が効いてきて、我慢の範疇を超えていた痛みから我慢できる痛みに移行した。
そうすると丸まっている体勢が煩わしくなり、むしろしんどく感じて、仰向けに戻してもらった。
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少し離れるとこんな状態↓
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そのあとは記憶がない。眠ったのかもしれないし、意識が朦朧としていたこともあって覚えていない。
ああでも、動きたくてたまらなかったのは覚えているな。痛かったからかもしれないし、単純に動けなくて苦痛だったからかもしれない。
ただ、夜中にナースコールを押して痛み止めを要求したのははっきりと覚えている。
「さっき入れた同じ痛み止めはまだ入れられない」と言われたこと、「”すごく気持ち悪くなる痛み止め”か”座薬”なら併用して使える」と言われ、「座薬」と答えたこと。
座薬の威力は素晴らしいな。本当に素晴らしい。結構和らいだ。
そうして長い1日が終わった。
でも、私のように4日後にはこうしてブログを書けるほど回復できるから必要以上に不安にならなくても大丈夫ですよ
2時間半しか眠れなったせいか、頭痛がしていた。
今日は手術なのに、体調悪くても大丈夫なのかな…不安が募る
様子を見にきてくれた看護師さんに「眠れなかった」というと、「今日は麻酔でいっぱい眠れるから大丈夫だよ」と返される。
今思うとそれもどうなの?って感じだけど(笑)、その時は「ああ、べつに寝不足でもいいんだ…」とほっとした。
手術開始予定時間は12時半だった。
浣腸をし終わった後は、すごく暇だった。
手術に不安はなかったんだけど、術後が怖かったな。
苦しくないかな?気持ち悪くないかな?痛みは我慢できるくらいかな?喋るのもしんどいのかな?もし喋れなかったら不調を伝えられないよね…ガクブル、とか考えてたな。
浣腸は「3分は待ってね」と言われたけど、1分も待てなかったと思う。
3分待つとかどんな猛者やねん…
11時、看護師さんに促されて手術着に着替えた。
手術着の下はパンツだけ。タオル地の手術着だったからか、寒くなかったけど、季節によってはつらいかも。
着替えるといよいよって感じ。
11時半、家族が到着。おかんと妹とおとん。
12時半から、予定通りに手術できることに。
10分前に看護師さんが迎えにきたので、私は歩いて別の階にある手術室まで向かった。
家族はエレベーターまで見送ってくれたよ。
手術室の大きな扉の前まで行くと、看護師さんとはお別れ。助手の方にかわる。
靴の履き替えとか、名前の確認とかして、手術室まで案内された。
手術室の様子はドラマとかで見るのと同じ。部屋の真ん中にベッドがあって、その上に丸い電気。機械がいろいろ。
ヒーリング系のBGMがかかってたな。笑
ベッドに自分で横になり、酸素マスクを近づけられて深呼吸をする。
その後に点滴から麻酔が入れられる。
「入るときちょっとちくちくしますよ」と言われてビビったが、「ああ、なんかちょっと違和感あるかな~ってくらいだな。ほっ」
「もよさーん、手術終わりましたよー」
名前を呼ばれたかなにかで起こされて、そのときに「熟睡してるのになんだよ…。今日全然寝てないんだからもう少し寝かせろよ…」と思ったことを覚えている。すごく深い闇の底に自分が居て、上から細い光と声が聞こえてきた感じ。
ドラマでこういった演出をしているのを見るけど、本当にそうなんだなと少し感動した。
視界に私を覗き込む先生たちの顔が映り、「あ、手術してたんだっけ…」とぼうっと思い出した。
手術の前に、起きたときは酸素の管が喉に通っていて声が出ないから混乱しないでねと言われていたので、声を出そうとは思わなかった。
「深呼吸して―」という指示だけに従ったが、呼吸ができずに混乱した。これは本当に焦ったし怖かった。
でも、本当はできていたのかもしれない。けど感覚的には全く吸えない!と感じた。
そんな私を知らず、「大丈夫ですね」と言われて管を抜かれたので、やっぱり呼吸できてたんだと思う。
抜けた瞬間に呼吸の感覚が戻ってほっとした。
あまり覚えてないけど、たぶんそのタイミングで手術台からベッドに移されたと思う。
そのベッドのまま病室に帰るのだ。
その後はもう酷かった。
視界はぐらんぐらんと揺れ、声が遠い感じ。
助手の方に「気持ち悪くない?」とか聞かれて「痛いし気持ち悪い」と首を左右にのたうって答えた。痛すぎて体が硬直し、激しく震えた。それこそ痙攣なみに。
「ごめんね、寒いよね」的なことを言われて体を擦ってくれていたが、寒さは感じていなかった。ただもう痛い痛い痛い痛い痛い!って感じ。
「痛み止めは病室に戻ったらすぐ打つからね」と言われ、「は?!病室!?」と一瞬思ったが、それよりも「はやく病室行ってくれ!」という思いが強烈に上回った。
のたうちながらも、手術室を出てエレベーターに乗って病室に戻っていくのを見ていた。
ベッドが病室の定位置に戻ると、看護師さんに「気持ち悪い?痛い?」とか聞かれた気がする。
助手さんが「痛いし気持ち悪いって」と答えてくれていたが、私も「痛い!」と訴えた。
痛み止めを一刻も早く入れて欲しいと思っている私に看護師さんたちが、毛布で体を包んで3枚くらい掛け布団をかけてくれる。
記憶が定かではないが、酸素マスクもそのときにつけてもらえた気がする。説明なんて聞いていられないが、酸素だってのは分かった。
そのあたりで私の周りを囲んでいた大勢の医療関係者が少数にハケて、家族が入ってきた。
頭上で「すごく血圧が低くなっているんです」とか言ってたのが聞こえて、ああそれでこのめまいかとのたうちながら納得していた。
痛すぎて混乱しているかといえばそうでもなく、同室の人うるさいだろうな申し訳ないとかも冷静に思っていた。
けど今はそんなことどうでもいい!!!先に痛み止めをくれよ!!!!
「じゃあ痛み止め持ってくるからね」
は?
「お゛そい゛…!!!」
と通常であれば声もあまり出せない状況で低く怒鳴り、右手元にあったナースコールと、左手をつないでくれたおかんの手を握り潰す勢いで握りしめた。ナースコールはともかくおかんの手は申し訳なかったが、痛すぎて加減ができない。
「丸くなりたい!痛い!」
と言うと看護師さんが仰向けの私の体勢を転がして変えてくれる。
ちなみに、横になって頭が振れなくなったが、仰向けの状態のときはめまいが激しくなるのもかまわずのたうち続けていた。
丸くなりたかったのは、生理痛のときと同じ現象。丸くなれば和らぐ気がしたから(笑)
看護師さんが私を転がして丸めてくれた。背中にクッションを挟んで姿勢を固定する。「これでいい?」と聞かれて「駄目!」と怒鳴った。もっともっと丸まりたかった。痛すぎる。
看護師さんとおかんが顔を見合わせて笑ったのを感じたが、こちらはそれどころじゃない。看護師さんにさらに丸めてもらって、「どう?」と聞かれた。
1,2秒痛みを噛みしめて、「うん、丸まっても変わらないね!痛い!」と吐き捨てた。
痛み止め(点滴)が到着するまで、「痛い痛いすっごい痛い」を繰り返した。痛すぎて言わずにはいられなかったし、全然助けてくれないから(そんなことない)もしかしたら伝わっていないのかもと思った。
とにかく私はムカついていた。
痛み止めを入れてもらったとしても、速攻で効くわけない。効くまでの間、この状態でいろというのか?麻酔から起きた時点で入れろやふざけんな頭おかしいんじゃねーの(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)(怒)…
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丸まってるとき↑
妹は撮影係りで、私がのたうつのをひたすら撮影してくれていた。感謝(笑)
わりとすぐに薬が効いてきて、我慢の範疇を超えていた痛みから我慢できる痛みに移行した。
そうすると丸まっている体勢が煩わしくなり、むしろしんどく感じて、仰向けに戻してもらった。
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少し離れるとこんな状態↓
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そのあとは記憶がない。眠ったのかもしれないし、意識が朦朧としていたこともあって覚えていない。
ああでも、動きたくてたまらなかったのは覚えているな。痛かったからかもしれないし、単純に動けなくて苦痛だったからかもしれない。
ただ、夜中にナースコールを押して痛み止めを要求したのははっきりと覚えている。
「さっき入れた同じ痛み止めはまだ入れられない」と言われたこと、「”すごく気持ち悪くなる痛み止め”か”座薬”なら併用して使える」と言われ、「座薬」と答えたこと。
座薬の威力は素晴らしいな。本当に素晴らしい。結構和らいだ。
そうして長い1日が終わった。