沈黙---サイレンス

マーティン・スコセッシ監督の映画
「沈黙--サイレンス」を観て来ました。

敬愛する作家、遠藤周作の原作です。

高校3年生の時、「沈黙」を読みました。
魂を揺さぶられ、この一冊で、遠藤周作ファンになりました。
狐狸庵シリーズ以外は、ほぼ全て読んだはずです。

遠藤周作に触発されて、大学生の時に九州旅行もしました。


映画を観ようかどうしようか迷いました。
原作が好きすぎて、映画に裏切られそうな気がして.........。

原作と映画が違いすぎるってことは良くありますから。

でも、観なかったら後悔しそうで、迷いましたが観ました。


うん、やっぱり、ずっしりと胸に響く重たい映画。
原作を裏切ることがなく観てよかったです。

決して感動の涙を流す映画ではありません。
怒りもむなしさも感じるストーリーです。

人間の業を、神の沈黙を
しっかり受け止める覚悟で観てくださいませ。


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