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最近読んだ漫画レビュー Vol.2 「働きマン」

2006年11月19日 | 漫画レビュー
今、深夜枠でやってるTVアニメ「働きマン」が面白いので、コミックスの方もチェックしてみました。

やっぱ面白い。
と同時にアニメはコミックを忠実にやってるな、というのもわかった。

何が面白いって、安野さん、この漫画のためにかなり取材してるな、と思った。それはあとがきでも書いてるとおり。すごい大変やったと思う。

それだけに、内部の人間じゃないのに、出版界の週刊誌業界の裏側、内部事情をすごく上手く描いてる。まるで主人公=安野さん? と錯覚するほど。

出版業界なんて全く知らない素人の僕でさえ、すごいリアリティあるな、と感心してしまう。

「現実と理想」
「虚構と真実」
「できる人間とできない人間」
「苦労と達成感」

etc

そういう対比がすごく上手いし、作家を目指してる身としては、共感できる部分も多い。

サラリーマンやOLとか、会社で働いてる人がもっと共感できるやろなぁってのもわかる。まだ読んでない方は、おすすめです!


しかしながら、安野モヨコがすごいところは、ただのドキュメント漫画に止まってないところ。キャラが立っていて、その他のところでもちゃんと魅せてる。

漫画だと侮っていたら、損をする。

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