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HYDEが「ROCK IN JAPAN FESTIVAL 2019」参戦で初見者も魅了!

2019年08月05日 | テーマトーク
今年の夏フェスRIJF2019には、「GLAMOROUS SKY」の日本語版を「HONEY」同様、サポメンのPABLO によるパンクアレンジVer.を引っさげてソロのHYDEを知らない層も魅了。

[SET LIST]
1. FAKE DIVINE
2. AFTER LIGHT
3. AHEAD
4. SICK
5. ANOTHER MOMENT
6. GLAMOROUS SKY
7. MAD QUALIA (Japanese Version)

1日目のトリということもあり、フェスでは珍しいアンコールで後輩バンドのTHE ORAL CIGARETTESのヴォーカル・山中拓也と一緒にラルクの「HONEY」を熱唱。ラストはしっとり「ORDINALY WORLD」で締める。最近HYDEが言ってる美学、激しいのだけやるバンドはいくらでもいるけど、バラードもしっかり歌える、両方できる人はあんまりない。それができるのがHYDEだから、今年夏フェスはあと8/25の「MONSTER baSH 2019」のみだけど、新規ファンがさらに増えてくれたらいいなと。

8. HONEY
9. ORDINALY WORLD
 
公式ページ観ても、今年のアルバム引っさげてのツアーもソールドアウトしてないところが目立つので、やっぱ「ソロは聴きたくない」「ラルクやれ」層が多いのでしょうね。

今回の夏フェスも「HONEY」を歌ったら、SNSで「ラルク否定しているくせにラルクのHONEYを歌うのは矛盾してる」「ソロでラルクを歌ってほしくない」という意見をちらほら見受けられますが、本人は言葉足らずでラルクを否定しているわけじゃないんですよね。

近年音楽業界全体でCDも売れない状況で、CDも出しておらずライブも約2年に2公演が定番化しているラルクにとっての運用資金がなく、ファンクラブ収益とライブブルーレイ等の円盤収益からでっかいライブの軍資金を貯めて、あとスポンサーやタイアップ探したりしてようやく実現できるわけで、決してHYDE一人でラルクを動かせるわけではないんですよ。それに、近年のラルクのライブはエンターテイメントショウ化しているので、コンセプトからセット製作、演出家を探したり、衣装作ったりと、それなりに時間がいるわけです。それに、ラルクとしてはマーヴェリックという事務所に所属してますが、HYDEとてっちゃんはそれぞれ個人事務所に移籍してますし、メンバー同士の会話もほぼスタッフを介してなので、会社で一つの事業を動かすのと同じくらい遅延するんじゃないでしょうか。

HYDEがラルクを歌うのは良心だと思います。ラルクのファンにもラルクができない間、ラルクの曲を聞かせてあげようという気持ちと、ソロを知らない層にも知ってる曲で一緒に盛り上がってもらいたいっていう両方だと思います。ラルクが嫌いなら「黑ミサ」でもガッツリラルクの曲やらないですしね。ライブのMCで「ダラダラ3時間やるライブもあるけど~」発言が一部ファンの間で波紋を呼びましたが、あれも言葉足らずというか、後のライブで訂正していました。じっくり魅せるラルクと90分でも濃いライブのソロ、両方とも好きで、両方できるアーティストは他にいないってことを言いたかったみたいです。

ラニバ20周年イヤーの2011年からワールドツアーが終わるまでちゃんとVAMPSのライブを休止してますし。特にラルクの規模になるとライブ会場は一年以上前からおさえておかないといけないから、それを逆算してHYDEは「この期間はラルクの活動がないからじゃあソロで埋めちゃおう」っていう感覚だと思います。

とにかく今のHYDEが伝えたいことは、ラルクもわかるけど、先入観抜きにして一人のアーティストとしてソロのライブを体感してほしい、「ANTI」を聴いてほしいということ。そこにラルクを絡めるから余計こじれるんだけどね。

9月~11月まで約2ヶ月ちょっとロングスパンでSTARSETのUSツアーに参加し、日本を離れますが帰ってきたら何かファンが喜ぶことを用意しているとのことなので、楽しみしておきましょう。









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