コアカソ
新潟県は、今日も雪模様です。
拙の住む長岡市に、新潟県立歴史博物館があります。
今回の企画展が、「すてきな布、アンギン」です。
アンギンは、アカソや、イラクサ、カラムシなどの繊維から作る布だそうです。
見学に行って来ました
博物館に行きたいと思いながら、近くにあるものだから、ついつい後回しになってしまいました。
拙は、アカソが大好きです、
里山に行くと、写真をたくさん撮ります、理由は分かりません、
アカソや、カラムシの草を見ると、懐かしさが涌いてきます、、
コアカソ 拙には、美しい花です。
カラムシ (アオソ)も大好きな草です。
カラムシ
拙には、美しい花です
カラムシは、越後縮みの材料です。越後上布ですね。
越後上布、、、、、なんと響きのいい言葉だろう、、胸が熱くなります
拙が子どもの頃、母親が内職で、
真綿(かいこ)の糸とりをしてました、、、、、真綿を引っ張って伸ばして、細い糸にするのです、
糸は細いですから、時々切れます、切れると糸をなめて舌でくるくるとつなぐのです、、
半日くらい、仕事をしても小さな糸巻きにしかなりません
その前で遊んでました、、、、、だから、かもしれません。
どんな繊維にしろ、糸を紡ぐということは、大変な作業ですね。
カラムシ
皮がきれいに裂けます、美しい緑です。
いい繊維になるのが一目瞭然です。
アカソも繊維になるとは!初めて知りました!
アカソ
そのアカソの繊維で作られる布が、アンギンです。
県立歴史博物館
アンギンの布
布を、作って見たいなぁ、、、、、、
小林さんは、詩や歌も詠まれました。
その中に、
「魚沼の 5月の空の 下に立ち 引き入れらるる 深さを感じ 」
とか
「鯉幟り 風のよろしく はためけり 魚沼の子は いつくしまれつ 」
など、、、、、泣けそうです。
歴史博物館は、拙がいつも散策する里山(ぬか山)の道を挟んですぐ前にあります。
ぬか山は、目の前
そして、ぬか山のとなりには、火焔土器が展示されている博物館があります
馬高縄文館
今日は、はるか遠い昔を思い、しみじみとしました、、、、、降り続ける雪の中で。
植物も変わるのでしょうね、
新潟県の十日町や、津南町、秋山郷、は、良い所です。
山の物が何でもあって、とても豊かな所です。、、、
昔も今も。