来春、特養ホームを退職します。

先月の中頃に職場で、いろいろあり

ついに私の心は決まりました。

令和3年3月31日で、長年勤めた老人ホームを退職することにしました。

4月からの新型コロナで自宅待機2週間と８月後半には3名の入居さんが感染し、

一人が死亡しました。

約3週間、隔離棟と一般棟に分かれ、同一職員のみで介護しました。

完全武装で、休日返上です。　　むろん私は隔離棟での勤務です。

町の防災無線では、当老人ホームからコロナ感染者が出たことが放送され、

大注目です。数名の介護員は自宅に帰らず、隣接するディーサービスに急遽宿泊し、

合宿生活です。

このような非常事態になると、同僚職員や施設長、上司などの対応が人間味にあふれていて

飾りのない裸の心をさらけ出しました。

このことも退職する動機の一つになりましたね。

処遇改善交付金などで、収入は良くなっていますが、心がさみしいです。

予定より、１年早く退職します。来春５月で５８歳になります。

そのあとのことは、まだ考えていませんが、フルタイムで働けそうな職種でこの年でも

雇ってくれそうな企業を探します。ハローワークが頼みの綱です。

古くから一緒に介護をしてきた同僚１名と妻には白状しました。

来年、令和３年（牛年）は人生の転機になります。