蟷螂は歯医者での乱暴な治療を受けたあと、2016年12月26日、近医で突如心雑音を指摘されて翌年2月末にダヴィンチを使った手術を受けて、怒涛の年末年始を送りました。
未だに体調が優れず、歯医者の三文字に恐怖感を持つのはPTSDだと思っています。
今回、バドミントンの桃田選手が事故に遭い、幸いにも軽傷で済んだようですが、ワイドショーなどで、『PTSD』や『フラッシュバック』の言葉を軽々しく医者が吹聴するのはいかがなものかと思います。
PTSD・・・これは実際にかかった人でなければわからない、それこそ長谷川先生のような認知症の大家でも認知にならなければ真の認知症がわからないことに似ています。
それをメディアの電話取材などに答えて心療内科医や精神科医が、『PTSDが心配です』などと、まだ実際に本人を診察していないにもかかわらず断定するような発言をするのは軽率の限りです。
そのように周囲が病を作り上げる現代の風潮に、蟷螂は強い憤りを禁じ得ません。
マラソンの円谷選手が自殺をした当時、ストレスやプレッシャーによるうつ病の概念が普及していたら、円谷選手は亡くならずに済んだかもしれません。
なのでメディアは桃田選手の選手生命を心配するのではなく、生命そのものを心配してあげるべきでしょう。
あれだけの素質を持つ選手ですから、再び世界の頂点を極めると思いますが、とにかくメディアは『フラッシュバック』や『PTSD』を軽々しく報道するべきではないと思います。
ネガティヴキャンペーンは避けるべきなのです。