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朔太郎には高校一年の頃、鬱屈した日々を送っていたある日の書店の書架で眠るようにひっそり佇んでいた本書を買い求め、常に学生鞄に入れて持ち歩いていました。
ランボーやボードレール、ヴェルレーヌ、バイロン、ニーチェなど欧米の詩人に飽き、かといって日本詩人の牧歌的な死にはなじめない日々を送っていたある日、朔太郎と中也に出会いました。
中也はあまりなじめませんでしたが、朔太郎の退廃的な雰囲気の詩が気に入り、読み耽りました。
鞄の底でアンチョコにまみれた朔太郎の文庫本も写真のごとく直ぐにボロボロに。
来年は没後80年になるそうで、簡単な文章を書いていますが根がチャランポランなので堅苦しいものは四苦八苦。
ようやく形が整いましたが、イマイチ納得がいきません。
なので現在いろいろと手直しをしています。
朔太郎がかつて教壇に立っていた母校の、とある雑誌に掲載される予定ですが、顧問の先生に失礼にならないか、気を遣っています。
89歳か・・・女性は長命だな~
蟷螂は89歳の自分が想像できない。
朔太郎は55歳で三途を渡った。
おぉ、今は亡き大学の、仲の良かった親友と同じ歳で亡くなっている。
なにかの符号を感じます。
蟷螂はもともと霊感?が強い方、昨日の地震だって30分前に『地震だ』って騒いでいたら、本当に来た!
親父ががんを告知されたときも、会社で仕事中に『オイ、オイ』と耳元で囁かれた。
なので今回の朔太郎の文章を書くことになったことも、なにかの因縁が感じられます。
電子レンジの故障だって何かがある!
松坂屋前の事故、常に利用している場所で、もし出くわしたら間違いなく巻き込まれていた。
なにかの警告でしょうか。
同居人はバーゲンをやっているから連れて行けとうるさいけれど、見送ったほうがよさそうだ。
事故が事故を呼ぶ?
来週は同居人の白内障の手術もあるから、運転をしているときには注意しよう。
55歳で亡くなった親友は心筋梗塞。
朝、胃が痛いと言って大学病院へ運び込まれましたが、検査室に移動の途中で絶命。
ま、何回も書いているので詳しくはそちらを参照に。
憂鬱で退廃的でシュールレアリスムでダダイズムに溢れた朔太郎の詩。
先日の日経の夕刊に朔太郎と浅草の関係の記事が出ていたっけ。
だけど群馬から浅草に出てくるかな?
猥雑さからすれば、朔太郎の詩は新宿に近い気がするけれど。
でも、都会的な朔太郎の詩風は今でも大好きです。
言葉の一つ一つが病的で膿んでいるので。