「お前は神童だと思っていたのにな。」
いつだろう、兄にこんなセリフを吐かれたことがある。
幼稚園前から字が読めたので、すごい数の本を読んでいた。先生に代わって幼稚園のクラスメートに紙芝居を読んだりしてたのだ。幼稚園時代に読んでいた本は小学校中学年くらいの本。
小学校に入っても、勉強ができるだけではなかった。絵を描けば賞をとり、冬休みの書初めは必ず書生会賞だったし、相当数の本を読んでいたから読書感想文も必ず入選していた。いつも学級委員に選ばれて、休み時間にはクラスメートが周りに集まってくるのでその場で創作ストーリーを語っていた。神童の本当の定義は知らないがかくして上記の兄の言葉だ。
顔はかわいくないが話は面白いので好きになってくれる男の子がいた。隣の席に座ったら話が弾むのだ。そういう子だった。
でも大人になった今、お話上手で楽しい私はいなくなった。
頭の回転が悪く、機転も利かず、話を振られても面白いことが言えた試しはないし、人が沢山集まるところではどちらかというと黙っている方。
これについては、社会人として控えめであることよりも、他者をエンターテインできるという素質の方が価値があると気づいたので今は変えるように努めているけど。
考える力をつける必要をヒシヒシと痛感し、まずはアウトプットのトレーニングとして文章を書くことにしたのだ。
まずは今なぜ自分がこんな状態なのか考えてみたい。
こんな状態というのは、
・考える力がない
・主体性がない
・ 頭が悪い
・機転がきかない
なぜそう思うかというと仕事でチームが代わりもう8か月が経とうとしているのだが未だに
・ミーティングではほぼ発言せずに終わる
・わからないことが多く同僚(とはいっても向こうが4年くらい先輩)との週3の質問ミーティングなしでは物事進まない
・その同僚がいない日は不安でストレス(自分に緊急対応ができるのか。。。)
・意見を求められてもなかなか答えられない
・ 何かトピックがあっても自分の考えをまとめているうちに周囲が議論を進めており出遅れる
・ 周りで話されている内容がいまいち理解できていないことがある
おそらく原因は
・日々のインプットがない/少ない(例えば読書、テレビ、ニュース、など。主にフリータイムはインターネットでショッピング若しくはTwitterの面白い投稿を集めたサイトなどを見ているかインスタグラム。)
・日々のアウトプットもない。考えて結論をだす、判断するということをあまりしていない。ショッピングや献立を決めるくらい。
・母国語ではない英語で仕事をしている、また英語でもない第三言語の国に住んでいる為どの言語も(日本語を含む)非常に中途半端であり語彙が限られ、中途半端な言語での思想は浅く難しい。
・英語も第三言語も曖昧な理解で済ませている。
・3人の子供との日々の生活に追われていてこなすこと、覚えておくべきことがありすぎる。
・自分に自信がない。自己肯定感が低い。
対策としてやっていきたいこと
・日々のインプットを増やすため一週間に1冊は本を読みたい。
・アウトプットとして一週間に一度、本当なら毎日文章を書く。
・ ニュースを読む(3言語で)そして自分の考えをまとめる。
・早寝早起き (集中力を保つ為)
・ 携帯を仕事机に置かない (上に同じ)
続けていたら今現在のこの文章と数か月、数年後の文章で違いが出てくるだろうか。。。