自分改革の一環、インプットを増やす計画として本やニュースを読むことを挙げた。
最初の記事を書いた際に参考にしたウェブサイトで様々な本が紹介されていたので、それらの本をまずは日本語で読みたいと思ったのもありKindleを購入!
届いたのが昨日、早速Amazon Primeで読める本の中からピックしたのが
「人は聞き方が9割 永松茂久著」
なぜ選んだかというと“もうすぐ読めなくなりますよ”、というリストにあったから。笑
本当ならば自分は話し方を改善したい、話す内容を充実させたいという状況なので聞き方についての本か、、とも思ったのだが「聞き方が9割」というなら読んでおいた方がよいのか?というところもあった。
150ページ程の本なのですぐ読み終える。(これも私の悪い癖なのかもしれない。さっと読んでしまっている。もっと内容をかみ砕きながらゆっくり読むべきなのかも)
この、人と話す際に好感を持たれる聞き上手になるための指南書で自分がメモしたポイントは
好かれる為に:
・人は誰でも安心感を求めている為、初対面で安心感を与えられるとよい。
なので、話しながら自分は相手に安心感を与えているかを意識する。
・まず笑顔を出すことを心掛ける。(表情)
でも相手の感情に表情を合わせる。
・話を聞く姿勢、おへそを相手に向ける、姿勢を整えると心も聞く姿勢になる。(姿勢)
・やや大げさ気味に驚いたりほめたりする。(感賛)
・会話の中でキャッチャーの役割をする。飛んできたボールをいかに音よく受け止め、そして更に投げ返す、若しくは周囲の人(野球でいうなら他の塁)へ投げて広げるか。
嫌われない為に:
・相手を否定しない。
・でも、をなるべく使わない。
・アドバイスの押し付けをしない。
(相手が自分で解決策を見つけ出せるように伴奏する気持ちで話を聞く)
内容よりも感情を聞く:
”「話を聞いてる」という人の多くは「言葉」を聞いています。つまり内容はしっかりと把握できているのです。しかし、「話をきいてほしい」という人の多くは、その話の奥にある「感情」を聞いてほしいのです。“
・あなたはどうなったら嬉しい?と聞く。
どうしたい?は希望、どうなったら嬉しい?は感情。人は感情の方が表現しやすい。
・そうだよね、わかるよ。を使う。
こうやってリストしてみると、自分にとってそこまで「開眼!」というような内容ではなく、聞いたことのない真新しいアイデアでもない気がするが、本を書ける人というのはやはり言語化という作業に優れているのだなと思う。誰しも頭のなかにぼやっと散在しているアイデアを著者は言語化し、系統だってまとめ、更に気づきを与える新しい内容も少なからずあるのだから、本というのはお金を払って読ませてもらう価値があるのだと思う。(アマプラだけど!)
また、上記は私がリストしたポイントであり、著者がリストしたポイントは未だ他にも多数あるし、ポイントごとの説明ももちろんある。人によって“刺さる”ポイントは異なるだろう。
気になった部分:
”古くから日本人には、自分の思いを一方的に発信する人は、単なるお喋りで底の浅い人ととらえられる文化がありました。
逆に言えば人の話をしっかりと聞き、静かに受け止めることができる人を徳の高い人ととらえる文化がありました。
その特性を一概に否定し、欧米風の「自分の思いを発信できる人がすごい人である」という思い込みに縛られるのをやめて、「話をしっかりと受け止めることができる人に価値がある」という日本人本来の得意な部分を見直していきましょう。“
欧米では黙っている人は自分の考えを持たないバカだと思われるので、「話をしっかりと受け止めた」先に、自分の思いを発信できるのがベストではないかと思う。
この本は聞くことに関して書いており、話し方が9割という本もあるのでそちらも読んでみるべきかと思った次第。
“「身体は食べたもので作られる。心は聞いた言葉で作られる。そして未来は語った言葉で作られる。」だからね、人はどんな人に出会い、どんな話を聞き、どんな話をするかがとっても大切なんだよ。“ (著者が人に言われた言葉)
この部分を読んで、未だ未来は、、のくだりが100%理解できない気がしているが、気になったのは、心は聞いた言葉で作られる。。。の部分。子供たちに対してかける言葉、話す内容もこれを意識しているといないのでは違いが出てくるのではないかと考えた。
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