真面目なフリする時もある

アウトプットトレーニングの為にブログ始めました。

「人は聞き方が9割」を読んだ

2023-01-22 12:06:00 | 読書記録

 自分改革の一環、インプットを増やす計画として本やニュースを読むことを挙げた。
最初の記事を書いた際に参考にしたウェブサイトで様々な本が紹介されていたので、それらの本をまずは日本語で読みたいと思ったのもありKindleを購入!

 届いたのが昨日、早速Amazon Primeで読める本の中からピックしたのが
「人は聞き方が9割 永松茂久著」

 なぜ選んだかというと“もうすぐ読めなくなりますよ”、というリストにあったから。笑
本当ならば自分は話し方を改善したい、話す内容を充実させたいという状況なので聞き方についての本か、、とも思ったのだが「聞き方が9割」というなら読んでおいた方がよいのか?というところもあった。

 150ページ程の本なのですぐ読み終える。(これも私の悪い癖なのかもしれない。さっと読んでしまっている。もっと内容をかみ砕きながらゆっくり読むべきなのかも)

 この、人と話す際に好感を持たれる聞き上手になるための指南書で自分がメモしたポイントは
好かれる為に:

・人は誰でも安心感を求めている為、初対面で安心感を与えられるとよい。
なので、話しながら自分は相手に安心感を与えているかを意識する。

・まず笑顔を出すことを心掛ける。(表情)
でも相手の感情に表情を合わせる。

・話を聞く姿勢、おへそを相手に向ける、姿勢を整えると心も聞く姿勢になる。(姿勢)

・やや大げさ気味に驚いたりほめたりする。(感賛)

・会話の中でキャッチャーの役割をする。飛んできたボールをいかに音よく受け止め、そして更に投げ返す、若しくは周囲の人(野球でいうなら他の塁)へ投げて広げるか。


嫌われない為に:
・相手を否定しない。
・でも、をなるべく使わない。

・アドバイスの押し付けをしない。
(相手が自分で解決策を見つけ出せるように伴奏する気持ちで話を聞く)


内容よりも感情を聞く:
”「話を聞いてる」という人の多くは「言葉」を聞いています。つまり内容はしっかりと把握できているのです。しかし、「話をきいてほしい」という人の多くは、その話の奥にある「感情」を聞いてほしいのです。“

・あなたはどうなったら嬉しい?と聞く。
どうしたい?は希望、どうなったら嬉しい?は感情。人は感情の方が表現しやすい。

・そうだよね、わかるよ。を使う。

 こうやってリストしてみると、自分にとってそこまで「開眼!」というような内容ではなく、聞いたことのない真新しいアイデアでもない気がするが、本を書ける人というのはやはり言語化という作業に優れているのだなと思う。誰しも頭のなかにぼやっと散在しているアイデアを著者は言語化し、系統だってまとめ、更に気づきを与える新しい内容も少なからずあるのだから、本というのはお金を払って読ませてもらう価値があるのだと思う。(アマプラだけど!) 
 また、上記は私がリストしたポイントであり、著者がリストしたポイントは未だ他にも多数あるし、ポイントごとの説明ももちろんある。人によって“刺さる”ポイントは異なるだろう。

気になった部分:
”古くから日本人には、自分の思いを一方的に発信する人は、単なるお喋りで底の浅い人ととらえられる文化がありました。
逆に言えば人の話をしっかりと聞き、静かに受け止めることができる人を徳の高い人ととらえる文化がありました。
その特性を一概に否定し、欧米風の「自分の思いを発信できる人がすごい人である」という思い込みに縛られるのをやめて、「話をしっかりと受け止めることができる人に価値がある」という日本人本来の得意な部分を見直していきましょう。“

 欧米では黙っている人は自分の考えを持たないバカだと思われるので、「話をしっかりと受け止めた」先に、自分の思いを発信できるのがベストではないかと思う。
この本は聞くことに関して書いており、話し方が9割という本もあるのでそちらも読んでみるべきかと思った次第。

 “「身体は食べたもので作られる。心は聞いた言葉で作られる。そして未来は語った言葉で作られる。」だからね、人はどんな人に出会い、どんな話を聞き、どんな話をするかがとっても大切なんだよ。“ (著者が人に言われた言葉)

この部分を読んで、未だ未来は、、のくだりが100%理解できない気がしているが、気になったのは、心は聞いた言葉で作られる。。。の部分。子供たちに対してかける言葉、話す内容もこれを意識しているといないのでは違いが出てくるのではないかと考えた。

神童は神には育たない

2023-01-16 15:42:00 | 雑考

「お前は神童だと思っていたのにな。」

いつだろう、兄にこんなセリフを吐かれたことがある。 


幼稚園前から字が読めたので、すごい数の本を読んでいた。先生に代わって幼稚園のクラスメートに紙芝居を読んだりしてたのだ。幼稚園時代に読んでいた本は小学校中学年くらいの本。


小学校に入っても、勉強ができるだけではなかった。絵を描けば賞をとり、冬休みの書初めは必ず書生会賞だったし、相当数の本を読んでいたから読書感想文も必ず入選していた。いつも学級委員に選ばれて、休み時間にはクラスメートが周りに集まってくるのでその場で創作ストーリーを語っていた。神童の本当の定義は知らないがかくして上記の兄の言葉だ。


顔はかわいくないが話は面白いので好きになってくれる男の子がいた。隣の席に座ったら話が弾むのだ。そういう子だった。 



でも大人になった今、お話上手で楽しい私はいなくなった。


頭の回転が悪く、機転も利かず、話を振られても面白いことが言えた試しはないし、人が沢山集まるところではどちらかというと黙っている方。

これについては社会人として控えめであることよりも、他者をエンターテインできるという素質の方が価値があると気づいたので今は変えるように努めているけど。


考える力をつける必要をヒシヒシと痛感し、まずはアウトプットのトレーニングとして文章を書くことにしたのだ。


まずは今なぜ自分がこんな状態なのか考えてみたい。 


こんな状態というのは、

  ・考える力がない

  ・主体性がない 

  ・ 頭が悪い

  ・機転がきかない 


なぜそう思うかというと仕事でチームが代わりもう8か月が経とうとしているのだが未だに 

   ・ミーティングではほぼ発言せずに終わる

   ・わからないことが多く同僚(とはいっても向こうが4年くらい先輩)との週3の質問ミーティングなしでは物事進まない 

その同僚がいない日は不安でストレス(自分に緊急対応ができるのか。。。) 

  ・意見を求められてもなかなか答えられない

  ・ 何かトピックがあっても自分の考えをまとめているうちに周囲が議論を進めており出遅れる

  ・ 周りで話されている内容がいまいち理解できていないことがある


おそらく原因は

  ・日々のインプットがない/少ない(例えば読書、テレビ、ニュース、など。主にフリータイムはインターネットでショッピング若しくはTwitterの面白い投稿を集めたサイトなどを見ているかインスタグラム。) 

  ・日々のアウトプットもない。考えて結論をだす、判断するということをあまりしていない。ショッピングや献立を決めるくらい。 

  ・母国語ではない英語で仕事をしている、また英語でもない第三言語の国に住んでいる為どの言語も(日本語を含む)非常に中途半端であり語彙が限られ、中途半端な言語での思想は浅く難しい。

  ・英語も第三言語も曖昧な理解で済ませている。 

  ・3人の子供との日々の生活に追われていてこなすこと、覚えておくべきことがありすぎる。 

  ・自分に自信がない。自己肯定感が低い。 


対策としてやっていきたいこと 

  ・日々のインプットを増やすため一週間に1冊は本を読みたい。

  ・アウトプットとして一週間に一度、本当なら毎日文章を書く。

  ・  ニュースを読む(3言語で)そして自分の考えをまとめる。 

  ・早寝早起き (集中力を保つ為) 

  ・  携帯を仕事机に置かない (上に同じ) 


続けていたら今現在のこの文章と数か月、数年後の文章で違いが出てくるだろうか。。。