「サウンドオブサンダー」 蝶々とテセラクト
部屋に蝶々の標本を飾っていたことがあるが、自分はそこらの虫好きには負けない昆虫マニアで、
モンシロ、アゲハなど、少し外を出歩けば、探せばいくらでも、見つかる、蝶々から、蛾の類まで、それらの生態を網羅している、
舞う姿が、鏡に反射する銀色の光のように、眩しく、輝かしいコーコーセー、ポケモンライフだ.....。
棟が遥か彼方の先に見える一面の砂漠を渡り歩いてきた過去と、 私にとってギリシャ神話のルーナ女神であるハルカという少女と一夜を過ごしたその日も悪しからず、
目的地に潜んでいるであろう、モンスター達の息吹を、スレスレに、「聖杯」を目の前にした時の記憶は、いつまでも心に焼き付いている.....。
落雷のような「津波」は、モンスターの技であり、ルビーやサファイアよりも、輝きに満ちている..。
冒険者としての鼓動が、クリスタルスカルのような「青い星」を前に、未だかつて見たことのない一角獣を夢見て、船の運命をキャラメルコーンを頬張りながら、
恥ずかしい気持ちで、隣に座る、人形と一緒に、(持ち込んだことに成功したのは驚いた)、ひとり号泣しながら、鑑賞していた記憶は、最も鮮烈である...。
これを読まれるのが、恥ずかしいのだが......、
利潤と倫理と科学の発展が対立する、リスクの危険すぎた、それはビジネスと同等に扱う合理さ
文明崩壊のリスクや、自然蹂躙の忘却といった、人間の奥底を描写した、アメリカらしい構図も.....。
タイムマシンの開発者である、「 (女性)」は、その盲点を追及していた...。会社側は、それにも関わらず自社の利益のため、
タイムマシンビジネスを断行展開させるのだが、
いずれ、その歯止めの効かない、聞く耳を持たない、右往左往の舵取りが、世界の崩壊への扉を、開くことになる....。
アメリカの都会の風景は、先進国の最先端ながら、多くのビルが立ち並び、街中では、小綺麗に舗装された道が右往左往している..。
激しく歪んだ自然や、アマゾンの動植物などが、対極的、対称的に、異次元が張り巡らされた 光景は、
ジュラシックパークやキングコングのソレ...。最高にサイコな光景、というものを想像した事はないが、それに値する、
秩序が美しい近代的な空間に、そもそもそのような異次元が張り巡らされた光景というのは、「矛盾」そのものであり...、
その雰囲気にある種のフェチを感じるホラーマニアは海外に多い..。
如何にして、その「矛盾」が発生したかについて、順を追って解説を受けるのが、SF映画の醍醐味であり....。
湖の底から、遺伝子変異により誕生した怪物映画を、体感したいドMな喜びは、
私達の暮らしを送る居場所が、全くスケールの異なった、別の住処や巣窟へと化してしまっている光景など....、
略奪者ににより変わり果てた土地、同様........、塗り替えられた世界の光景という縮図は、
他の作品にもあるように、非常に刺激的な印象を覚える...。
今や、もはや奇跡的な、人類にとって都合のよい、環境が、 ほんの些細な差異により、全く異なる(まさに)地獄へと分岐してしまう、
その二者択一さが、地球の寿命から考えたとき、何度も何度も繰り返し起こっていることが...、信じられない程の図柄だ..。
人類の命運を背負っており、ミッションの遂行という主な内容について...、特に時空を越えた冒険活劇になっている..。。
時間の異なる同じ場所 へと、時空を旅をして、全ての鍵となるアイテムを、入手するために、
次々に襲い来る試練を越え進んでいく、お約束の....。
あのノーランの「インターステラー」や、の「タイムマシン」よりも、スケールの描き方が美しい...。
リュックベッソンが監督を担当した「LUCYルーシー」に、バタフライ効果を支配する神々しい演出が、ありますが、
二つのシーンを見比べた時に、より時空間という概念を、強く思い起こす様な、脳内旅行と幽体離脱を、体感できるんじゃないかと...。
そのためには、二つの作品を両方とも、見なくてはならないのだが....。
2055年には、もう過去となった運命を、変えられる様な、テクノロジーが実現されるか、どうか、疑わしいもの....。
あまり、全体評価がよくない...。個人的には傑作だと踏んでいたのですが..。
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