
赤坂
赤坂迎賓館が一般公開されています。
朝、四谷駅前の「PAUL」で朝食を
とり、外に出ると偶然にも、山王祭の
祭列行列を見ることができました。

山王祭(日枝神社)は神田祭、深川祭
とともに江戸三大祭りのひとつです。
2年に一度の行列は東京都心を練り歩き
ます。
江戸時代の最盛期には神輿3基、山車
60台という大行列だったそうです。

日本の迎賓館は、赤坂迎賓館と京都
迎賓館とがあります。
かつて紀州徳川家の江戸中屋敷が
あった広大な敷地の一部に、
1909(明治42)年東宮御所
が建設されました。

鹿鳴館などを設計したジョサイア・
コンドルの弟子、片山東熊の設計
による日本における唯一のネオ・
バロック様式の西洋風宮殿建築です。
大正時代に赤坂離宮と改められますが、
戦後は皇室から国に移管され、
国会図書館、東京オリンピック
組織委員会などに使用されました。

1974(昭和49)年に現在の
迎賓館が完成しました。
本館内は残念ながら撮影出来ませんが
彩鸞(さいらん)の間、花鳥の間、
朝日の間、羽衣の間などを見学
しました。
内装・調度品・美術品・シャンデリア
等々目をみはるものばかりです。
特にシャンデリアの豪華さが印象的
です。

西洋風の宮殿建築と日本風の意匠が
混じりあい、整然とした調和を
感じさせる落ち着いた気品ある空間
が演出されています。
テレビで何回も見ているのでしょう
が、実地にその部屋にたたずみ、
広い空間を見渡すと又印象が違います。
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