
根津
根津神社はつつじの名所として
有名です。3000株のつつじ
があります。
千代田線根津駅から10分です。
谷中・根津・千駄木を併せて、
いわゆる「谷根千(やねせん)」です。

現在の社殿は、1706(宝永3)年
創建です。
5代将軍徳川綱吉による造営で、
権現造の傑作といわれています。
江戸時代の神社建築としては
最大規模です。

境内のつつじは、徳川綱重(綱吉の兄)
が屋敷の庭に植えたことに始まる
そうです。

高村光雲の「幕末維新懐古談」には、
こうあります。
「従来神田明神とか、根津権現とか
いったものは、神田神社、根津神社
というようになり、三社権現も浅草
神社と改称して、神仏何方(どっち)
かに片附けなければならないことに
なったのである。」
権という文字は「臨時の」「仮の」
という意味で、権現(ごんげん)は
日本の神々を仏教の仏が仮の姿で
現れたものとする神号だそうです。

つつじを詠んだ俳句を見ていたら、
面白い句がありました。
「百両の石にもまけぬつつじ哉」
(立派なお庭に咲いているつつじ。
100両の石よりも値打ち
があるような・・・・)
一茶の句です。
>権という文字は「臨時の」「仮の」
という意味で、権現(ごんげん)は
日本の神々を仏教の仏が仮の姿で
現れたものとする神号だそうです。
そうなんですねえ。
すごく
勉強になりました。
ありがとうございます。
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