
亀戸
「亀戸天神藤まつり」へ行きました。
連休初日とあって大変な人出です。
外国からの観光客も多く、露店も
大賑わいです。
さて肝心の藤の花は、思ったより
小ぶりです。
早咲きは既に終わり、遅咲きの藤
だそうです。

亀戸天神社の創建は1661(寛文元)
年。
明暦の大火(1657年)により、
当時の江戸の大半が焼失。死者は
3万から10万と記録されています。
この被害からの復興を目指す江戸幕府
は、復興開発事業の地として本所の町
をさだめ、その鎮守神として祀るよう
太宰府天満宮に倣い造営されました。
亀戸という地名の由来は、かつて
この地が「亀の島」と呼ばれる
江戸湾に浮かぶ島であり、
亀村という村名と、
亀ヶ井という井戸の呼び名
が混ざり亀井戸、亀戸となった
そうです。

江戸時代から亀戸の藤と呼ばれた
藤の名所です。
歌川広重は「名所江戸百景」シリーズ
で「亀戸天神境内」を描きました。
本社の太鼓橋と遠景に藤棚、近景に
藤の花という構図です。
太鼓橋は印象派の画家モネに影響を
与えたことで有名です。

太鼓橋と藤はうまく撮れませんでした。
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