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クレーマー老人とコロナ感染

2024-12-01 18:45:39 | 日記


今年1月に1泊2日のバスツアーにでかけた。行き先は栃木各地。
平日だったこともあり行きも帰りも渋滞知らず。この調子だと予定よりもだいぶ早く帰宅できそうだった。

そのはずたったが最後の立ち寄り場所でつまづいた。バスから降りて道路の反対側に渡るのだが赤信号で半分くらいが残された。歩道は人一人がどうにか通れる程度のものすごく狭くて一方はガードレールで反対側は駐車場のフェンスにはさまれ信号待ちの人で満員。

そこに自転車に乗った老人が歩道を進んできた。信号待ちの人で自転車は通れない。おそらく老人は「通れないじゃないか」というようなことを言ったらしい。それに対して信号待ちしていたツアー客の誰かが何かを言い返したらしい。

そこで老人はブチギレた。責任者はだれだとかなんだかんだとからみまくる。添乗員が対応したが、バスの写真を撮ったりバスの前からどこうとせずまとわりつくのでバスは出発できない。かなり手馴れたクレーマーだ。

あまりにしつこいので警察を呼ぼうとかしていると老人が自分で警察を呼んだ。警官が数人到着したので、これで老人を牢屋にいれてバスはどうぞ行ってください。

となることを期待したが、それからが長かった。警官としては双方から平等に言い分を聞かなければならないそうだ。しかし老人は同じ主張を際限なく繰り返して警官の言うことなど耳に入らない。警官もため息をついてうんざりしている。

我々はバスに乗ったままただ待つのみ。最後はどういうことで決着したのか分からないが結局その場に2時間留め置かれ老人は自転車に乗って帰って行った。ちょっと笑えたのはクレーマー老人はしっかりヘルメットをしていたこと。他人はキズつけても自分はキズつきたくないのだらう。

その後味の悪いツアーから帰って3日後に咳が止まらなくなり診察してもらったらコロナに感染していた。バス車内で感染したのたろう。さんざんなツアーだった。もう栃木には行きたくない。