つまずかないようにね

雑草や雑木がおもしろい

ボケナスなりんご売り

2024-12-15 22:05:05 | 日記


カラスウリの次はリンゴ売りの話題です。
果物屋で4個入りパックのりんごを買ってきた。当店大人気のりんご スターキング という種類。

スターキングとは懐かしいりんごだ。私が子供の頃に既に栽培されていて、名前が示すように当時一番うまいりんごだった。

その後新しい品種のりんごがどんどん出てきてスターキングは目にすることがなく忘れていた。おもいがけず見かけたのですぐに手がでた。

家に帰りさっそく食べてみた。ハズレだった。ボケていて不味い。1つだけがボケているのかと思い他のも食べてみたが4つともボケている。

ところで「りんごがボケる」とは、どういう状態かわかりますか?
熟したりんごを常温で放置しておくと、スポンジのようにパサパサで水気がなくなります。
昔、歯磨き剤のCMで「りんごをかじると歯ぐきから血が出ませんか」というのがありましたが、りんごは果汁たっぷりで固くないとうまくない。

私が育った地域ではスポンジのようにパサパサになったりんごを「ボケている」と言っていた。この表現はどこでも通じると思っていたが、テレビだか新聞でボケりんごという言葉が通じるか調べた結果が紹介されていた。
それによると日本の3分の1くらいでしか通じないらしい。

ショックだった。世界中で通じる標準語だと思っていたのに。

追伸:スターキングというりんごが不味い訳ではありません。ボケたりんごを売っていた店が悪いのです。念のため。
近くの店だったら返品なり交換を依頼するところですが、少し遠いので交換してもらったとしてもバス代とか電車代とか飛行機代のほうが高くなっちゃう。

カラスウリはどこへ

2024-12-15 10:06:23 | 山野草


崖の上から垂れ下がったカラスウリのツルに真っ赤な実がぶら下がっている。

カラスウリの実を見るとまだ若かった頃に聴いた懐メロを思い出す。

♪窓の外にはカラスウリ ♪声を嗄らしてカラスウリ ♪きっと誰かがふざけて ♪カラスウリの真似をしているだけなんだろ♪

というような歌で小売の世界の厳しさを表現しており、当時はフォークソングと呼ばれていたジャンルだった。シンガーソングライターと言われる人が増えてきたのもこの頃だったように思う。
音楽業界に疎い自分勝手な記憶だからあまりあてにはならないが。

カラスウリより小さなスズメウリもあるけれど、こちらのほうはなかなか見つからない。カラスウリほど目立たないせいかも。

菊の花を食べてもいいの?

2024-12-14 14:56:16 | 山野草

東北出身のご近所さんから菊の苗をいただいて育てています。

菊の名前は もってのほか というそうです。
食用菊です。紫色の花びらをサッと軽く茹でてポン酢などで食べます。美味しいですよ。

菊の花には毒がないので、どの種類の菊でも食べられるそうです。
ただし菊に限ったことではありませんが、食べられると美味しいとは別の話です。


ホオズキを食べてみると

2024-12-12 15:26:38 | 山野草
普通に見られるホオズキはホオズキ市に出品される種類で、まん丸い実が真っ赤に熟してその実を覆う袋状のガクも真っ赤に色づきます。

この観賞用のホオズキの実は、子供の頃に液体状の中身を皮が破けないように取り出して、空になった袋を口の中で空気を出し入れして音を出して遊んだものです。
口の中で袋の中身を出した時にそのまま飲み込んで食べてしまいました。



写真のホオズキは観賞用ではなくて食用ホオズキです。真っ赤には熟しません。熟すと袋は枯れ葉色に中の丸い実はオレンジ色になります。
右側が1つだけ熟した袋、左側はまだ未熟です。

丸い実の中は液体状ではなく少し硬めのゼリー状とでもいいましょうか。この実を皮ごと食べます。おいしいですよ。

旅先で初めて食べて気に入ったので自分でも育ててみました。しかしうまくいきません。

生産者が育てると、たぶん6月頃から花が咲いて7〜9月頃に収獲になると思います。

私が育てると、やはり6月から花が咲き始めます。しかしこの花は実にはならず落ちてしまいます。その後は草丈はどんどん伸びますが全く花が咲きません。

そして次に花が咲き始めたのは昨年は9月中頃、今年は10月になってからです。この花たちは実になって徐々に大きくなります。しかし時すでに遅しですぐに寒くなります。なかなか熟すまでいきません。

たぶん当地の真夏の暑さが生育に適していないようです。もう少し涼しい地域が好みのようです。


柚子は本当にバカなのか

2024-12-11 22:32:06 | 山野草

「桃栗三年、柿八年、柚子の大バカ十八年」ということわざがあります。
言葉としての意味は、種を蒔いてから果実が実るまでの長さを表現しているが、ことわざどうりの期間が必要かどうかは定かではない。

写真のユズはあまり大きくはない鉢に植えたユズの木に実った3つの実。
花はもっとたくさん咲いて小さな実がいっぱいついたが、小さな木には多すぎる数なのでだいぶ摘果して3つにおさえました。

数年前に長さ6〜7センチほどのユズの細い枝をイタズラ半分に挿し木にしてみたら予想に反して見事に活着して大きな実をつけてくれました。