今日、11月27日はブルース・リー師匠の誕生日。1973年に32歳で亡くなってしまったが、もし生きていれば今年で84歳である。昨年はブルース・リー没後50年という記念すべき年として、リバイバル上映や様々な出版物などがあったが、やっぱりどちらかと言えば、命日にあたる7月20日の方が有名かもしれない。個人的には父の誕生日にも近いこともあり、ブルース・リーの誕生日も毎年意識しながらささやかにお祝いをしている。
今年はお誕生日記念にこちらのブルース・リー関連本を2冊新たに購入した。
1冊目は、『カメラが捉えたブルース・リー』という、A4判ソフトカバーの写真集だ。2022年に出版された比較的新しいもので、100ページほどの全編モノクロの写真集となっている。カバー写真も『燃えよドラゴン』でのオフショットとして、撮影の合間のブルース・リーの横顔を捉えており、モノクロでとてもセンスの良いカバー写真となっている。
中身も全編モノクロ写真で、カラー写真が無いのが少し残念だが、『燃えよドラゴン』でのオフショットなどを中心に、今まで見たことのない写真も少し収められており、なかなかレアな写真集となっている。また写真のクオリティ自体はなかなか良い。冒頭には多くのブルース・リー関連書籍を監修しているRick Baker氏によるForwardが記載されている。
2冊目は、多くのブルース・リー関連雑誌を出版し続ける”Eastern Heroesシリーズの1冊で、『Enter The Dragon: The Immortal Legacy of Bruce Lee’s Iconic Martial Arts Epic』と題したもの。ハードカバー仕様で『燃えよドラゴン』でのブルース・リーを捉えた多くの写真が掲載されている1冊となっている。こちらは昨年出版された新しいもので、1冊目と同じく、Rick Baker氏、他の記事なども冒頭に掲載されている。カバー写真は『燃えよドラゴン』のイラストになっており、黄色を基調としたワクワクするデザインとなっている。
収録されている写真自体はオフショットなどのレアなものは少なく、映画本編における写真が殆どなのだが、全ページカラーなのが嬉しい。特に後半は見開きで大迫力のカラー写真が満載だ。
既にかなりの数のブルース・リー本をコレクションしているのだが、今年もまたブルース・リーの誕生日を迎えるこの時期に、楽しい2冊のブルース・リー本が新たに僕のコレクションが加わった。