僕は趣味で絵本の制作や、オリジナルキャラクターなどをデザインするのが好きだが、以前ご紹介した通り今年の4月に絵本第三弾、『きなこ、ドライブにいくよ!』が完成したばかりだ。そこで、これまで制作した絵本について少し振り返ってみた。
まずは2016年11月に完成したのが、『飛び出せインキュベース!』。こちらは構想として約10年間温め続けていたもので、商社のベンチャー投資ビジネスを題材に、天才小学生兄妹を主役にした絵本として製作した。その意味では、先端イノベーションアイディアやインダストリアルデザイン要素なども盛り込み、渾身の作品となった。
4年後の2020年6月に完成したのが絵本第二弾、『ようこそ!ブルーデコヒルズへ』。前作が“IT・ベンチャー投資”をテーマにしたのに対し、今度は僕の夢でもあるお店の出店と、まちづくりやブランディング・マーケティングなどをテーマにした“リテール・マーケティング”作品。
そして、2年後の今年4月に完成した第三弾絵本が、『きなこ、ドライブにいくよ!』である。今回は、純粋に愛犬きなこといつも楽しんでいる車でのドライブをテーマにしたシンプルな作品。前2作は登場人物も多く、割と華やかな大作であったのに対して、今回は登場人物が主人公のエイトときなこだけ。きなこへの思いを絵本に込めたという意味では、前2作にも負けないパーソナルな作品となった。
この絵本三作に加え、これまでリリースしたのは、こちらの2冊。
まず2016年10月に完成したのが『blue deco design works』。
僕が趣味で描いているキャラクターのイラストを、自分では“キャラスト”と命名しているが、2016年までに描き溜めてきたキャラストを一気に一冊の作品集として纏めたもので、かなりボリュームのある大作キャラスト集になった。
そして、2020年6月に完成したのが『ブルース・リー 世界を変えた怒りの美学!』。こちらは、このブログで書き溜めた、ブルース・リーに関するエピソードを1冊に纏めたもので、言わばブログ集。色々なテーマからブルース・リーに迫ったもので、僕のブルース・リー愛を込めたものという意味では、他の作品にも負けないパーソナルな作品である。
今年の秋くらいには、また新たな絵本の製作に着手したい。そして、目標として来年の春くらいには完成させたいと思う。