6月11日の土曜日、ミスチル30周年ドーム・スタジアムツアー『Mr. Children 半世紀へのエントランス』に再び参加した。前回は5月3日に名古屋バンテリンドームに参加したが、今回同じツアーで2回目。幸運なことに、家に近い日産スタジアムでチケットを抽選でゲットすることが出来た。
日産スタジアムの最寄り駅は新横浜なので、実は自宅からかなり近い。きなこを連れて、日産スタジアムのある新横浜公園には良く足を運んだが、日産スタジアム自体にはこれまで入ったことがなかったので、今回のミスチルライブで、ついに念願の初日産スタジアムとなった!
新横浜駅を降りて、日産スタジアムまでは徒歩15分ほど。駅を降りると、至る所にミスチルファンが。普段は比較的落ち着いている新横浜だが、やはり日産スタジアムでライブがあると、一気に人口が増えて、レストランなども大混雑。それもその筈、日産スタジアムは7万人も収容出来るのだ。7万人と言えば、ちょっとした地方の市町村と同じくらいの人口なので、それが一気に新横浜に来たようなものである。
駅から日産スタジアムまでの道のりには、横浜Fマリノスのマンホールがいっぱい。マンホーラーとしては、やっぱり気になってしまう(笑)。
それにしても、日産スタジアムはデカイ!東京ドームも大きいが、やはり日産スタジアムは、競技場のサイズと収容人数としては国内最大なのである。
僕は西ゲートW21入り口から入場。
日本も梅雨入りした為、この日も午後から雨予報。2階席なのでステージからは結構遠いが、屋根があるので、雨が降っても濡れさそうだ。ドームもいいのだが、やはり空が見える競技場というのも解放感があっていいものである。
ミスチルのライブは15時開場、17時開演。少し早めのスタート。17時前に客席も満員になり、時間通りに開始され、いきなりファンのボルテージは全開!今回のセットリストは下記の通りで素晴らしい内容だった。名古屋でのライブからかなり選曲を変えてきたが、よりヒット曲にフォーカスした内容になっていた。
- 終わりなき旅
- 名もなき詩
- 海にて、心は裸になりたがる
- シーソーゲーム 〜勇敢な恋の歌〜
- innocent world
- 彩り
- 口笛
- 車の中で隠れてキスをしよう
- Sign
- タガタメ
- Documentary Film
- Dancing Shoes
- LOVE始めました
- フェイク
- ニシエヒガシエ
- Worlds end
- 永遠
- Others
- Tomorrow never knows
- 光の射す方へ
- fanfare
- GIFT
(アンコール)
- エソラ
- HANABI
- 生きろ
今回特筆すべきは、いきなりスタートから、『終わりなき旅』、『名もなき詩』、『シーソーゲーム』、『Innocent World』と大ヒットシングル曲のオンパレードだったこと。前回のドームツアーでは、アルバム『Soundtracks』の選曲にも配慮した雰囲気だったが、今回はヒット曲を前面に押し出した格好だ。そして、何よりも感動したのが僕の大好きな『Sign』を歌ってくれたこと。心に響くバラードだが、ライブで聴くのもまた最高に感動的であった。そして、初期の曲『車の中で隠れてキスをしよう』も披露したのはレア。
更には、後半の選曲も畳みかけるように素晴らしかった! そして何よりも今回アンコールでこれまた僕が大好きな『HANABI』を歌ってくれて、感動も最高潮に! アンコールの『エソラ』から『HANABI』への流れが見事であった。
間違いなく雨の中のライブかと思い、レインコートも用意して覚悟の上で参戦したが、なんとこの日は奇跡的にライブが終わるまで雨は降らなかったのだ(終わった瞬間、雨が・・・)。何ともラッキーな梅雨のライブとなった。
それにしても、やっぱりミスチルのライブは最高だった!軽くMCがあるのも嬉しいが、基本的には休みなくぶっ続けでライブを駆け抜ける。桜井さんを始め、みんな相当体力を消耗している筈だが、最後までクオリティが落ちることもなく、またサウンドも驚くほどクリアで、ボーカルも演奏も、まるでCDを聴いているかのような完成度である。
今年は名古屋と横浜の2回もミスチルのライブに行けたのは何とも幸運であったし、コロナ後初めての大型ライブツアーとして復活して、またこうして大々的なライブが出来るような環境になったのも感無量である。まだライブではマスク着用なので大声で歌えないが、また普通に歌える日が来ることを願いたい!