りんご

笑っていいとも、ぐだぐだなラストクリスマス（去年のクリスマスって意味だろうに）を見ていて、うんざりしたところで、チャンネルを替えると、
小田和正と吉田拓郎がしゃべっていた。
びっくり。

小田は現役感がある、定年すぎても現場でネジの研磨やってるような。
拓郎は・・・
あまりに久しぶりなので、「誰？まさか」な印象で

歌い始めたら「ああ本人だ」引退したっけ？病み上がり？


岡本おさみ作詞の「りんご」に感動してしまった。
歌詞のうまさに。


ひとつのリンゴを君がふたつに切る
ぼくの方が少し大きく切ってある
そして二人で仲良くかじる
こんなことはなかった少し前までは
薄汚れた喫茶店のバネの壊れた椅子で
長い話に相槌うって
そしていつも右と左に別れて
このリンゴは昨日二人で買ったもの

音にがっちりシンクロしていて、一語たりとも迷子になってない。

　　薄汚れた喫茶店のバネの壊れた椅子で・・・
のところなんか見事すぎて、もう二人の歌なより、とにかく
歌詞を追っていた。


ああ、こういう時代だったんだ。

その後の桜井とかの歌詞が「もうちょっとまとめてくれんか」
凝縮しろ、何度も推敲せんか。
イライラするんだ。




会場をカメラがちょいちょい抜くんだけど、
男女とも身なりが良かったり、美男美女だったり。
仕込みじゃないよね（どんだけ腹が悪いか、自分）
若い人は桜井狙いかしら。


吉田 拓郎（よしだ たくろう、1946年4月5日 - ）
小田 和正（おだ かずまさ、1947年9月20日 - ）