なんとも奇想天外で、なんともカラフルで、なんともマイペースな、とても魅力的な漁師さんの物語だ。まさかこんな展開になるとは。
すぐに焦ってパニックになる私は、バートじいさんを見習う必要があるぞ。どんなときだってなんとかなる。あんまし気にしないことさ。
沖に出て、波に揺られて魚を捕る、きっと面白くて一生やめられないんだろうなあ。
絵を描くことが好き。それを力に生きていく女の子。
どんな殺し合いもどんな悪意も、生きていく力にはかなわないんだ。
想像を膨らませよう。空を見上げよう。小さな鳥を可愛がろう。手には絵筆を持って、手には楽器を持って、手には本を持って、手にはサッカーボールを持って、どんどんと行きていこう。
ニコニコと微笑むスプーン。そういえば、スプーンに感謝することってなかったな…。
熱々のスープや、冷え冷えのアイスクリームや、みずみずしい果物や、サクサクのコーンフレークを、私の口元まで運んでくれるいつものスプーン。
皆さんには、お気に入りのスプーンってありますか？今度、新しいスプーンちゃんを仲間に入れに、雑貨屋さんにでも行こうかな。
ひたすら楽しい時間が流れる。海。子供の頃、海に行くのは一大イベントだった。海の側に行くだけで、心がワクワクした。
最近は随分、海を見ていないなぁ。レジャーシートを敷いて、ただボーッと波を眺めていたいなぁ。
そして潮風を肺いっぱいに吸い込むのさ。
新聞をなかなか読む気になれないのだ。あの灰色がいけないのだろうか。だけど、社会のことは知りたい、特に政治のことをもっと知りたいと思っている。
そこで、たまにこんな本を古本屋さんで見つけると、とりあえず買うことにしている。
この本は読みやすかった。言葉も優しいし、ところどころに入る4コマ漫画のセリフが、なかなかするどくて興味を持ってページを読み進めることができた。
少しずつでいい、私にできることから始めよう。人の話を聞く、これだけでいい。戦争が目の前で起こるかもしれない世の中だ。社会に無理せずに、自分のペースで関わっていこう、と思った。