さかなの回復日記

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くらやみこわいよ

2024-10-06 08:38:00 | 日記
 怖くなっていた。くらやみがとても。だから、夜になると極力外には出ないようにしていたくらいだ。だから、この絵本のタイトルに惹かれた、うん、くらやみって怖いよね。
 しかし、この子はどこかのほほんとしている。君は、怖くないの?くらやみに誘われて、この子はどこまでも行くんだ。
くらやみっていろんなことを想像させる。それもたいがい恐ろしいことを。大人になってもうずいぶん長い私は、それに疑問を持ったことなどなく、テレビの恐ろしいニュースを頭に焼き付け、くらやみを毛嫌いしていた。
 だけどそういえば、子供の頃って、どこかくらやみのことが好きではなかった?じっと見つめたりしなかった?そしたら
くらやみの方から話しかけてくれたりしなかったっけ。
 今夜は、少し散歩絵もしてみようかな。そして、くらやみに向かってそっと、歌でも口ずさんでみようかな。

クジラのおなかに入ったら

2024-09-02 21:48:00 | 日記
表紙の絵に惹かれて、図書館で借りてみた。内容は、真面目な研究だったが、とてもわかりやすい文章で書いてあり、コラムなどもあってズンズン読み進むことができた。日本の周辺には、40種もの鯨類がいるそうだ。そしてたまに浜に打ち上がる。その死体を調査するのが著者の仕事であり、クジラやイルカの内臓や骨などを回収して、その鯨類がどんなものを食べていたか、どんな海域で暮らしていたかを詳らかにしていく。それは気の遠くなるような地道な研究なのだ。
 しかし、著者からは苦しみなどは微塵も感じられず、ただただ、鯨類をすることの喜びが伝わってくる。海にはまだまだ、人間の知らない世界がある、それを探究するのが楽しくてたまらない様子が伝わってくる。
 世の中は広い、と思った。海の生物に取り憑かれた人達が、こんなにも熱を持って、日々研究を重ねているのだ。翻って、私は何に情熱を持っているだろうか、と考えてみた。うーむ、私は広く浅く、だなぁ、飛び抜けて人に誇れるものってないかもなぁ、なんて思った。ま、そんな人もいていいだろう。私がクジラやイルカだったら、きっと毎日遊んで暮らして、仲間と追いかけっこしたりして、うっかり浅瀬に座礁してしまったりして、この本の著者に解体されているかもしれぬ。そんな時は、思う存分に研究してもらって、鯨類と人間たちの橋渡しになれたらいいな。
 地球には、数多の生物がいて、それぞれの生を生きているんだな、面白いな、と思えた本だった。

地球が危ない!プラスチックごみ

2024-08-21 21:48:56 | 日記
 久しぶりに、環境の勉強のための本を読んだ。とてもわかり易く書いてあり、私はどうしたらいいだろうか、と読後に考えることができた。
 スポンジや服のマイクロプラスチック、レジ袋や雑貨のプラスチック、数え切れないほどの非生分解性物質を、私たちは日々、使っているのだ。そしてそれは海に溜まっていく。
 考えると、もうどうしようもないのではないか、と絶望感に打ちひしがれてしまうのだが、いや、それでも今自分にできることを、少しだけでもやっていこう、と思い直した。
 私ができることは、モノを大切に使う、ということだ。大量消費ではなく、たとえプラスチック製品でもいいから、買ったら、大事に使う、ということだ。
 ペットボトルが分解するのには、400年かかるという。だから、もしペットボトルを買ったなら、1回飲んで捨てるのではなく、何回か、使ってから捨てようと思う。
 無理しない、できることを少しずつ。そんな感じで、暮らしていこうと思う。

ジュリアンはマーメイド

2024-07-21 17:22:34 | 日記
 とても優しい鮮やかな柔らかな色に溢れていて、ページをめくるたびにどんどん惹き込まれていく。
 マーメイドの青く長い髪。それに憧れて、ジュリアンも家にあるもので、自分をマーメイドにするんだ。
 幸せで満ち足りていて笑い声が聴こえてくる、そんな物語だ。

雨のにおい 星の声

2024-07-08 21:04:19 | 日記
目が見えない、ということは、想像力が飛び抜けている、ということだろうか。目の見えない子供たちが表現する、バラの花や風や星や雨を、私も感じてみたいと思った。
少し目をつぶってみた。YouTubeの声や扇風機の音が耳に入ってきて、この声の人は優しい人かな、扇風機が回ってるってことは夏なんだ、などと想像してみた。
今度から、1日のうちに数秒だけ、目をつぶる時間を作ってみようと思った。