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銀の河 ~ 長浜奈津子のブログ ~

パイロット万年筆の修理と、青いインク。

銀座の伊東屋さんから電話があり、頼んでいた万年筆の修理が出来上がったとのこと。ひさしぶりに銀座にでかけました。



〈銀座の伊東屋さん〉
数年前にリニューアルした、itoyaさん。赤いクリップが目印です。輸入の文具、グリーティングカード。専門的な文房具などがあって、きれいなノートなどを手に取り、なにを書こうかワクワクと思いをめぐらせたり…銀座にいくと必ず立ち寄ります。万年筆はずっと好きで、青山の書斎館と銀座の伊東屋さんはお気に入りの場所、いくと万年筆やボールペンを試し書きしたり、ガラスケースを覗いたりして楽しんでいます。銀座を歩くのはとても好きです。土日の歩行者天国は気持ちが良い。ご時世でテーブルと椅子がないのは残念ですが、それでも三越、松屋などのデパートや鳩居堂、山野楽器、真珠のMIKIMOTO(以前はクリスマスツリーが素敵だった)、かねまつ靴店、資生堂パーラー、焼き林檎、粟ぜんざいの美味しいお店や、Appleもある。路地にはお洒落なお店が並び、洋食の煉瓦亭とか、歩いているだけで楽しい。




〈万年筆と日記〉
パイロットの万年筆は、10年以上使っていて、前は「ほぼ日手帳」と言うのが流行りましたが、それではなくて1日1ページ書ける手帳を買って毎日書きこんだり、つばめノートにボルヘス、プレヴェール、ランボー、アルフォンシーナ他、詩人のノートを作って書いたり、いろいろ使ってきました。プラチナの金魚は葉書・手紙用。このパイロットは、ペリカン青のスケルトンとLAMYと共に汎用です。

日記は細やかに書いていました。短文の時もあります。小さな出来事も。語学の練習ノートになったりもしていました。わざわざ携帯で写メしたものを印刷して貼り付けたり。芝居の稽古日記やその頃ライブ・コンサートも多かったので、写真で残すとどんな衣装だったかわかりますし、歌った曲も書いたりしていました。暇だったわけではなく、むしろ忙しかったけれど、毎日それをやっていました。今読み返すと懐かしく、書いておいて良かったなと思いました。

インクはBlueが好きです。白い紙に青いインクで書かれた文字を見るのも好き。今少し残っている、BlueBlackのインクが無くなったら、プラチナ金魚も青のインクにします。

伊東屋さんで受け取った万年筆。ペン軸もしっかり、ぐらつきません。全体も磨かれてツヤツヤです。…新しくまた、何を書こうかな、という気になります。今は単にスケジュールを書き込むだけですが、それでも楽しい。あと自分で稽古したことを書いたり。もう日記を書くこともないけれど、葉書や手紙はプラチナ金魚で書きます。

こうしてみると、やはりいつもそばに万年筆がありました。…これからもよろしくね☺️



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