<詩音📚市川・行徳の朗読倶楽部>
行徳(市川)には、朗読倶楽部 「詩音」があります。
船橋の「花音」は、言わば 私塾。
それぞれの好きな作品を、じっくりとお稽古します。
個人の良さを引き出しつつ、語りを組み立てて来ました。
こちらの「詩音」は少し多めの人数でサークルとして音読を楽しんでいます。私塾ではなくてサークルなので、全体時間にも限りがあり、個人個人それ以上深く語りのレッスンのようにはならないのですが、まあ、程度というものがあって、そのさらりとした程度がいい、という方にはぴったりです。サークルの楽しみ方ですね。
「詩音」という名前は、詩を音読して楽しむ、という始まりです。
詩の他、これまで短編小説や歌の歌詞も取り入れて皆んなで楽しんでまいりました。ときに、私がギターやアコーディオンで、皆さんの語りに音楽をいれることもありました。
一番最近の小説は、小泉八雲の「雪女」です。これは良かった!
8〜10人で読み分けるのですが、それぞれの味わいがあってとても楽しい。
岡本かの子「愛よ、愛」シリーズや、宮沢賢治、小川未明さんもありました。読み芝居のようなこともやり、詩はもうたくさんの、国内外の作家を読みましたし、もちろん群読もやりました。これは聞く方もやる方も、熱を実感、体感できてとても楽しめました。
今月は「詩音」のためにつくった講座資料の中から、高村光太郎、中原中也をやります。
「詩音」では、音読ならではの楽しみを、それぞれ自由に語れるように私がお手伝いします。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/5b/40be97e0c77dd6c9beaa7cfee75678ea.jpg)
<花音と詩音 桜の季節の朗読会 3/31>
そんな「詩音」と「花音」が一緒に、市川妙典にある「サクラコートホール」という、ちょっと素敵な会場で朗読会やることになりました。3月末なので、もちろん桜の季節です。どうやら会場では桜の木あって、季節を楽しめるようです。
この朗読会は2つの朗読倶楽部のはじめての懇親会、のような会ですので、希望があればほんの数人入れますが、基本はクローズドの会です。でももし、聞いてみたいという方がおられましたら、私に声をかけてみて下さい。
私としてはとても楽しみな会です。
年月かけて、朗読を続けて来た大切な皆さんとのつながり。
その間には私もいろいろなことがありました。
皆さんがそれぞれの語りを楽しんで、朗読で楽しい話ができると良いですね。
そのために私も頑張ります。
= お知らせ =
<荷風語り、2作品 2010年 1/19 (日)>
1月19日(日)は、市川市文学ミュージアム2F、ベルホールに於まして、私の荷風ひとり語り「春雨の夜」「濹東綺譚」を上演いたします。詳細はこちらです。ぜひお越しくださいませ。午前11時開演、入場は無料、先着46名様迄。⇨「長浜奈津子 永井荷風ひとり語りの公演詳細」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/6d/c0566f346d19496c5ab0d2d2900ba059_s.jpg)
「永井荷風と谷崎潤一郎展」の最終日です。公演ご鑑賞の後は、是非こちらをお楽しみ下さい。