都電荒川線、東尾久三丁目の「三味線かとう」さんで調整をしてから、別人のようになった、三味線。糸巻きもゆるまず、竿もきっちり、銅もなんだかよく鳴ります。小さな音で弾くので、こんなに発音が良くなると、助かります、嬉しいです。糸も太さを変えました。胴のはかまもオレンジから水色に。色の影響ってあるのかしら。音も澄んだ音に聞こえます。これは気のせいかもしれません。でも色に波長があるなら、何か関係しているのかも。
にしても、やはりちゃんと調整するべきなのですね、私も調整したい…
さて、相棒といっても、三味線はきまった語りにしか使いません。
「濹東綺譚」の他には
「桜の森の満開の下」坂口安吾
「神楽坂」矢田津世子
「貝の穴に河童の居ること」「化鳥」泉鏡花
「妹の縁談」山本周五郎
…まだ他にあった気もしますが、今ぱっと思い出せません。
再演を重ねているので「濹東綺譚」で三味線を弾くのがいちばん多いです。でも、語りの中でふんだんに使うのは、安吾の「桜の森〜」と鏡花の「貝の穴に河童の居ること」と「化鳥」でした。「桜の森〜」は去年やりましたが、そう言えば、鏡花はしばらくやっていません。
いくら語りがメインだとしても、それに寄り添えるように。
今日は明後日のためのリハーサルでした。
明日は少し、「濹東綺譚」についてお話ししようと思います。
時間が経つのは早いですね、もうすぐ21時???
お腹も空きました(笑)
お餅がまだたくさんあるので、それを頂きます。
あ、こんな時間にお餅はNGですね。
ウエハースにします。
もっとだめかな… 実はウエハースすごく好きです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/3b/b8/4c6b64c9ffeb3e63ca71cea7367ebeec_s.jpg)
偶然でもこのブログを読んで下さって、ありがとうございました!
長浜奈津子より
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/71/12/6b5c55a9810cf0e271743049da4469f4.jpg)
<永井荷風ひとり語り、2作品 2010年 1/19 (日)>
1月19日(日)は、市川市文学ミュージアム2F、ベルホールに於まして、私の荷風ひとり語り「春雨の夜」「濹東綺譚」を上演いたします。詳細はこちらです。ぜひお越しくださいませ。午前11時開演、入場は無料、先着46名様迄。⇨「長浜奈津子 永井荷風ひとり語りの公演詳細」
![](https://blogimg.goo.ne.jp/thumbnail/67/6d/c0566f346d19496c5ab0d2d2900ba059_s.jpg)
「永井荷風と谷崎潤一郎展」の最終日です。
ひとり語り公演ご鑑賞の後は、是非こちらをお楽しみ下さい。
⭐️ 永井荷風の「濹東綺譚」は有名な作品ですが、「春雨の夜」はご存じない方もいらっしゃるかもしれません。「春雨の夜」についてブログに書いてみました。
→→白魚の吸い物。子ら巣立だち、老夫婦の晩年/「春雨の夜」 永井荷風