皆さんこんにちは、長浜奈津子です🌸
そろそろ夏の声が聞こえて来ました。
今年の夏は、おとがたり北海道ツアーがございます。
室蘭港の文学館は、2022年に初めてお世話になり、地元の新聞社やラジオ局の方々にも告知のご協力を頂きました。今回も室蘭民報の方にお世話になります。
そして、函館は私の故郷です。多くの皆様にお越し頂きたいと願っております。
色々な方々のご協力のもとに、公演がなされています。
「感謝」を忘れずに、頑張りますのでよろしくお願い致します!
<室蘭 港の文学館>
今回は、特別公演として出演させて頂けることになりました。
たくさんの地元の文学ファンの方々の皆様の前で、坂口安吾の作品朗読をさせて頂けることが、とても嬉しいです。
<公演期間と開催場所>
期間は、2024年 7月4日(木) から 7日(日) 室蘭・小樽・札幌・函館へ朗読公演に参ります。今回の演目は、坂口安吾『桜の森の満開の下』。昨年12月に、六本木ストライプハウスにて、おとがたり上演しました。
ブログにて公演地をチラシごとに2つに分けてお知らせします。
演目「桜の森の満開の下」坂口安吾
7月4日 木曜日 札幌 俊カフェ
7月5日 金曜日 市立小樽文学館
7月6日 土曜日 室蘭 港の文学館
7月7日 日曜日 函館市民会館
otogatari
公演詳細
演目:『桜の森の満開の下』 坂口安吾
【室蘭】7月6日(土)
港の文学館<特別公演>
日時:2024年7月6日(土) 14時 開場/14時30分 開演
会場:室蘭 港の文学館
所在地 〒051-0022 室蘭市海岸町1丁目1番9号
入場料:無料 文学館へ必ず予約をして、整理券をご持参下さい。
公演詳細のお問合せ:0143-22-1501(港の文学館)
【函館】7月7日(日)
所在地:〒042-0932 函館市湯川町1-32-1
<無頼派・坂口安吾について>
骨太・硬派と呼ばれる、坂口安吾の筆で書き描かれた朱玉作品「桜の森の満開の下」と共に札幌・小樽・室蘭・函館を訪ねます。
2022年、坂口安吾の傑作『夜長姫と耳男』を、北国の小樽市文学館と札幌の俊カフェで上演しました。残酷で美しい夜長姫と、鬼となり一心不乱に仕事に打ち込む、耳男。物語の初めから最後まで、熱の途絶えることのなく、衝撃的で静かな最後の場面を皆様と共に迎えました。
2024年は、山賊の男と、妖しく美しい残酷な女の幻想的な怪奇物語。坂口安吾の傑作短編小説『桜の森の満開の下』を上演致します。坂口安吾、必聴の幻想小説
「桜の森の満開の下」~あらすじ~
桜の森は、恐ろしい。満開の桜の木の下を通ったものは皆、気が狂うという。鈴鹿峠には山賊が棲み、山のすべてを我が物としていた。ある日、山賊はいつものように都からの旅人を襲って、身ぐるみ剥がして殺し、美しい女を家に連れ帰り、女房にした。わがままで冷酷な女。「美」という魔術。やがて都へ戻ると、女は男に命じて切り落とした都の人々の
首で、遊び耽る。都の暮らしに馴染めない男はやがて、懐かしい山へ帰りたいと考えた。はらはらと舞いあふれる桜の花びら、夢にまでみた桜の森の満開の下、男の孤独が深まってゆき、やがて…。1947(昭和22)年5月15日初出
<長浜奈津子> 長浜奈津子 公式サイト 芝居・歌・朗読
<喜多直毅> https://www.naoki-kita.com
最後までお読み頂きましてありがとうございました