リン、修行の旅おつかれさま
真面目なリンのことだから、ちゃんと最後の薬師如来さままでいったよね
今度は何に生まれ変わろうかなって、くすくすしながら考えている頃かな
リンは亡くなる2週間前から食べ物をいっさい受け付けなくなりました。
それからというもの、
「あ・・・もう、今日ダメかも・・・」と思わせながらも
と、持ち直していました。
水は多少は飲むけど、食べるものだけは一切受け付けず
それは、本当に意思を持って拒否していることだとわかったので
私たちも無理に何かを口に運ぶことはしませんでした
ただ、脱水症状になっているのは辛いだろうとアドバイスいただき
病院から点滴セットをもらって、家で点滴を入れていました。
それも、リンは一度は拒否したものの、
私たちが、何かしてあげたい
という気持ちをリンが汲んでくれて、後は黙ってやらせてくれた・・・という感じでした。
何度も何度も、もうダメ・・・いや、ダメじゃなかった・・・このまま妖猫になる???
なんて最後は笑いながら過ごしていた2週間
亡くなる二日前には、ひっさしぶりにお水を飲みに出歩いていたのに
この二日後の金曜日。
何度もジョイがおはなしにいき
あ・・・ほんとうに、今日いっちゃうのかもしれない・・・
と思う反面、
リンを抱っこしながら、夕方、病院に輸液を取りに行こうかな・・・
と考えていたら
ほんとうに、不思議なことに
リンが私の手を ぎゅ~っと 握って
まるで
「いかないで。もう、いいから。そばにいて」
と言っているようで
うんうん と頷くだけでした。
その夕方、リン!リン!リン!リン!という呼びかけに
それまで声も発していなかったのに、
すごく大きな声で
ニャー!ニャー!ニャー!ニャー!
と、律儀に呼びかけに応じて鳴いてくれました。
あと、30分待ってくれてたら、おとさん間に合ったのにね
リンは、おとさんが大好きだったから、
きっとその姿を見せたくなかったんだね
長年一緒に暮らしてきた子たちは、
みんな、この日しかないっていう絶妙なタイミングで旅立ちます
ドラマみたいなお話ですが、ほんとうにあるんだなってリンを送ったとき思いました
2週間という時間をかけて、私たちに心の準備までさせてくれていったリン
それでもね、おかさんもおとさんも、時々リンとアメルがいた生活を
懐かしんで、ちょっとセンチメンタルになったりしているよ
でもね、みんながんばってるからね
心配しなくていいからね
また、あおうね
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