玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・堺市の保育園口演

2013年01月23日 15時16分48秒 | 日記
2013年1月23日(水)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日は、堺市にある保育園で口演をしてきました。
口演準備をしている私を興味津津にみている子どもたち。

準備終了後に、園長先生の案内で各クラスの子どもたちの様子をみさせていただきました。
『この子らが喜んでくれるように頑張ろう』と、10時から口演開始。

0歳~5歳児までの子どもが約160名。
地域の親子の方が15組ほどおられました。

昨日まで持病のために体調不良で若干の不安がありましたが、口演を始めるといつものテンポで進められてホッと一息。

今日の口演作品は、以下の紙芝居6作品と大型絵本1作品でした。
『大きく大きく大きくなあれ』『のーびたのびた』『あそびましょ』『こうちゃんのじどうしゃ』『あんもちみっつ』『七どぎつね』『うみにしづんだおに』(以上、紙芝居)
『おっぱい』(大型絵本)

この園の子どもたちは、先生方から毎日のように紙芝居もしていただいているとのこと。
知ってる作品もあったようですが、参加型紙芝居ではみんな一緒に楽しんでくれました。







スムーズに口演を始めたものの、中盤を過ぎたところから急に声の調子が悪くなってきました。
昨日まで持病のためにダウンしていたことが影響してか、だんだんと声がかすれていきます。

腹から声を出しても喉が締まるような感覚が強くなってきました。
紙芝居を観てくれている子どもたちは、身を乗り出すように食い入って観てくれています。
途中でやめるわけにもいかず、精一杯に口演しました。
子どもたちのおかげで、何とか1時間の口演を終えましたが、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
(『七どぎつね』では、まさかの2枚ぬき・・・あかん!恥ずかしい!すみません。)
玄人としてお金をもらって口演する以上、体調云々は言い訳になりません。

「ゴリちゃん、ありがとう。」と、お礼を言われて救われたのですが、このようなことのないように気をつけなければと深く反省しました。

とにもかくにも、しっかりと観てくれた子どもたちに感謝です。
本当にありがとうございました。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・大阪市の保育園口演

2013年01月19日 13時27分10秒 | 日記
2013年1月19日(土)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今週は、大阪でもチラホラと雪が舞うほどに寒い日が続いています。
この間、体調不良で口演のブログを書くことができませんでした。

ようやく復調したので、1月15日(火)大阪市の保育園口演について少し書きます。
この日は、保育園の1月生まれの子どもたちのお誕生会でした。
お誕生会は10時から開始。私の口演は10時半からの予定でした。

10時前から会場の遊戯室に子どもたちが集まってきました。
連休明けの火曜日で、0・1歳児の中にはママが恋しくて泣く子も・・・
1月生まれの子どもたちの紹介や質問コーナーが終わって私の出番。
舞台裏で座っている私の耳にも鳴き声が聞こえてきていました。
『これは、かなり引き締めてやらなければ!』と、覚悟を決めて口演開始。

この日の演目は以下の通りです。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『のーびたのびた』『あそびましょ』『こうちゃんのじどうしゃ』『あんもちみっつ』
『かっぱのすもう』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(以上い紙芝居)『おっぱい』(大型絵本)

泣き声は聞こえていましたが、口演に集中することに努力して口演を続けました。
目の前には、0・1歳の子どもたちが座り、『このおっちゃん、なにもんや?』と言うような表情で観ていましたが、気づくと泣いている子どもがいませんでした。







予定より10分ほど早く口演開始になったので、できるだけゆったりと口演することができました。
子どもたちの表情をみながら口演できたことも、よかったと思っています。
子ども一人ひとりに「ありがとうね。」とお礼を言って見送ると、子どもたちからも「ありがとう。」「おもしろかった。」「また来てね。」との言葉。
至福の時です。

口演終了後に、先生から「いつも泣きやまない子が、今日は泣きやんで観てましたよ。」と、言っていただき本当に嬉しく思いました。
ありがとうございました。

追伸:1月12日(土)に口演に行かせていただいた児童館の皆さんから、昨日お礼状とアンケートが送られてきました。
ご感想やご意見、改善すべき点など細かく書いていただきありがたく思っています。
今後の口演の参考にさせていただきます。ありがとうございました。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・奈良市の児童館での口演

2013年01月14日 14時37分02秒 | 日記
2013年1月14日(月)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

1月12日(土)、奈良市立の児童館で口演してきました。
児童館主催の餅つきと紙芝居口演でした。

担当の職員さんの話では、児童館付近の5小学校から申し込んだ子どもたちが参加されていたようです。
奈良県下の児童館も減少傾向だそうで、奈良市の児童館で地域に向けた取り組みをされているのはここだけとのこと。

私が児童館に着いた時には、職員の方から餅つきや同時進行する遊び(剣玉・こま・かるた)の説明や班わけが行われていました。

子どもたちがそれぞれの班に分かれて活動を開始。
私も紙芝居の準備を始めました。
会場は、舞台とコの字型の観客席があり素敵な会場でした。

予定では11時から12時の口演でいたが、餅つきが予定より早く終わったので、10時40分から12時までの口演となりました。
口演作品は以下の紙芝居6作品・大型絵本1作品です。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『のーびたのびた』『あんもちみっつ』『かっぱのすもう』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(以上紙芝居)『おっぱい』(大型絵本)









時間の余裕ができたので、私は間を大切にしながら丁寧な口演に心がけました。
『七どぎつね』の時に、お化けが出てくる場面で少し怖い演技をすると、子どもたちの表情も怖々の様子。
『うみにしずんだおに』では、命の大切さをうったえました。
子どもたちとのやりとり、紙芝居の合間の手遊びやゲームなどを楽しくでき嬉しかったです。

紙芝居の後に「ゴリちゃんも、お餅食べや。」と、子どもたちにもお誘いをいただき、つきたてのお餅をよばれました。
私は、甘い物好きなのでぜんざいを2杯。
子どもたちんに交じって食べていると、紙芝居をみてくれた男の子が『うみにしずんだおに』は感動したと言ってくれました。
何よりの褒め言葉で嬉しく思いました。

長い時間、集中して観てくれた子どもたちに励まされて口演でき感謝です。
また、細やかな応対をしていただいた職員の皆さんにも深く感謝しています。
ありがとうございました。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・門真市の保育園口演

2013年01月11日 15時36分18秒 | 日記
2013年1月11日(金)
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

今年最初の口演は、昨年11月のご依頼をいただいた門真市にある保育園でした。
今回の口演は、0・1歳児・地域の親子さんと2~5歳児の2回口演で、私自身緊張感のある口演となりました。

最初は、2~5歳児の子どもたちの口演1時間。
口演作品以下の通り、紙芝居6作品・大型絵本1作品です。
『みんなでポン』『のーびたのびた』『あんもちみっつ』『かっぱのすもう』『七どぎつね』『うみにしずんだおに』(以上紙芝居)『おっぱい』(大型絵本)

私が舞台の裏で座っていると、元気のいい子どもたちの声が聞こえてきました。
子どもたちが、「ごりちゃ~ん!」と呼ぶ声で、いつものごとく「は~い」と紙芝居の舞台から顔を出しました。
と、一瞬会場の空気が固まり?シーンと水を打った静けさに・・・

子どもたちの爆笑をともくろんでいた私は、大いに焦りました。
「ごめんな。怖い顔がでてきて驚いたね。」と、ホローしましたが・・・

とにかく紙芝居口演と思い、早速『みんなでポン』を口演スタート。
この紙芝居は、子どもたちの「みんなでポン」の声に合わせて1枚ずつ抜くもので、小人やロボット、おばけなどがでてくるもの。
参加型紙芝居としては、なかなか面白い作品です。
子どもたちも、大きな声で「みんなでポン」と手をたたいて楽しんでくれたので、その後スムーズに口演。





子どもたちのはじけるような笑顔や笑い声に励まされて、何とか1時間口演ができました。
終わった後に、子どもたち一人一人にお礼を言うと、「ありがとう。」「ごりちゃんすき。」「またきてな。」と、嬉しいお言葉。

この調子でと意気込み、後半の30分間に挑みました。
後半は、0・1歳児と地域の親子さんたちがお客さんです。
前半と違っておっとりうんわりのムード。
小さな小さなお客さんたちを驚かせたはいけないと、マイクのボリュームも下げて優しい気持で口演を始めました。

口演作品は以下の通り、紙芝居5作品・大型絵本2作品でした。
『おおきくおおきくおおきくなあれ』『あそびましょ』『こうちゃんのじどうしゃ』『ひよこちゃん』『あひるのぴいぴいとひよこのぴっぴ』(以上紙芝居)
『おっぱい』『にんじんとごぼうとだいこん』(以上大型絵本)

小さな小さなお客さんたちは、知っている動物が出てくると「どーたん」「うだぎたん」「くまだん」と、嬉しそうに指さしをしてくれていました。
幼児のようにダイレクトな反応がないので、不安を持ちつつ口演を。
でも、丁寧にみていくと子どもたちの視線が紙芝居に向いていることに気付き、自身をもって口演することに努めました。
途中に手遊びも入れて和んでもらいながら、30分間の口演を終了しました。

今回、改めて乳児を対象とした紙芝居口演の難しさを痛感したことも事実です。

口演後、美味しい給食やコーヒーをいただき嬉しく思いました。
また、会場が保育園2階だったのですが、先生方のご協力で荷物の移動もスムーズにでき感謝しています。

いろいろとご協力ご配慮、本当にありがとうございました。