玄人紙芝居師のつぶやき

玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんが、紙芝居口演の様子や紙芝居作品などについて、つれづれなるままに書き込んでいきます。

なにわのゴリちゃんの紙芝居・・・子どもたちの笑顔に励まされ

2012年05月28日 12時55分52秒 | 日記
2012年5月28日
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日は『みんなで保育・子育てを考える集会』で、保育の場(おおぞら保育園)とサンスクエア堺で午前午後と約4時間口演しました。



午前中は、おおぞら保育園の4歳児さんから口演スタート。

お母さんとはなれるのがいやで、泣き出す子が少なからずあり。
9時半にはセッティング完了。
あとは10時からの口演を待つばかりでしたが、はたして子どもたちは紙芝居を観てくれるのかと不安がいっぱいでした。

10時になり、泣いている子がいることを承知の上で口演開始。
「おはようございます。ゴリちゃんの紙芝居ですよ。」と、子どもたちに声をかけました。
幸い保育士の先生方のご協力もあり、徐々に子どもたちが集中。

こんな具合で、1歳~小学生までの子どもたちを対象に4回約3時間の口演をしました。
特に驚かされたのは、1・2歳児の口演の時です。
私にとっては手ごわい?相手でしたが、やっぱり保育所の子どもたちはすごいです。
みっちり30分間の口演を集中して観てくれました。感謝です。

午後からは、サンスクエア堺に参加者の親子を対象に口演。
14時半から15時半過ぎまで、赤ちゃんからお父さんお母さんを対象に口演しました。

課題の『天満のとらやん』は、午前と午後の2回口演。何とか口演できたのでほっとしました。

今回の口演にあたって、できるだけ同じ作品は口演しないということを決めていました。
大型絵本の『おっぱい』以外は、年齢別に違う作品を口演できたので良かったです。

少しハードな一日でしたが、マイクなしの口演を無事に終えたことで自信もつきました。

保育を担当された先生方、本当にお疲れ様でした。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・明日は『みんなで保育・子育てを考える集会』

2012年05月26日 14時20分34秒 | 日記
2012年5月26日
玄人紙芝居師のないわのゴリちゃんです。

明日は、いよいよ『みんなで保育・子育てを考える集会』です。
会場は、JR堺駅に近い大阪健康福祉短期大学とサンスクエア堺A棟です。
大阪府下はもちろんのこと、近畿一円からも参加者があります。

私は、大阪市で学童保育指導員をしているときから参加してきました。
2008年6月、玄人紙芝居師として初めて臨時保育の場で口演をしたのもこの集会です。

当時は、子どもたちの様子を見る余裕さえなく、無我夢中で汗をかきかき口演していました。
あれから4年、毎年口演をさせていただいています。
少しは上達したでしょうか?私の仕事の原点です。

明日は、午前中2歳~4歳の子どもたちの前で30分4回口演と午後から『親子であそべるコーナー』で口演予定です。
子どもたちの笑顔にエネルギーをもらって口演したいと思います。

話は変わりますが、昨日大阪市議会で『教育基本条例』(維新の会・公明党賛成)と『職員基本条例』(維新の会・公明党・自民党賛成)が強行採決されたようです。
一部修正はされたものの、条例によって学校教育や職員の自由と権利を束縛することに変わりはありません。

学校教育は、自由であり民主主義を教える場です。権力が介入するべきものではありません。
職員条例は、同じ職務命令に3回違反したら原則免職という罰則を設けており、職員は自己主張を抑えられます。
2条例の可決は、憲法で保障されている思想信条の自由を奪うものです。

本当に恐ろしい状況です。
条例は可決されましたが、大阪市だけの問題ではないので、できることから反対の意思表示をしていくことが大切と思います。

どこであろうと誰であろうと、民主主義を犯すものへの批判を続けていくべきです。

なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・紙芝居のいろいろ

2012年05月25日 13時47分53秒 | 日記
2012年5月25日
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日、大阪府東大阪市の『平和のための戦争展』実行委員会の方とお電話でお話ししました。
戦前の紙芝居が見つかったとのことでした。

その内容は、もちろん戦意高揚を掲げるものとなっているようです。
戦前は、すべての分野で戦争賛美が行われ、戦意高揚の方向で世の中が動いていました。
紙芝居も例外ではなかったようです。

オークションなどで戦前の紙芝居が出されています。
タイトルを見ても『戦ふ船員』『暁の鐘』『初陣』などなど。
今からでは考えられないことですが、テレビがなかった当時は、戦意高揚にとって紙芝居は有効な宣伝手段だったのでしょう。
戦争を行う上で、教育と文化の影響は大きいといえます。

先に戻りますが、その戦前の紙芝居を実演してもらいたいとのこと。

私自身、戦前の紙芝居を見たこともないので興味はあります。
話の中で、『のばら』『かわいそうなぞう』『とびうおのぼうやはびょうきです』など、反戦の紙芝居も口演してその違いを浮き彫りにしてはと・・・・

現在の日本で戦争は起こらないと考える方も少なくないでしょう。
が、日本には多くの米軍基地が存在し自衛隊が後方支援を行っています。
決して戦争と無縁ではないのです。

私は、紙芝居師として紙芝居を通して平和や民主主義の大切さや生きることの素晴らしさを伝えていきたいと思っています。

東大阪市の戦争展で口演が実現すればいいのですが。



なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・紙芝居の稽古

2012年05月22日 16時23分34秒 | 日記
2012年5月22日
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

今日も事務所で紙芝居の稽古をしています。
昨日、豊中市のわかば保育園から口演依頼がありました。ありがたいことです。

わかば保育園は、0歳~3歳児の保育園だそうです。
ということは、観客の多くが乳児たちです。

日頃は、0歳~5歳児の保育園で口演することが多く、その場合は前半で乳児用の作品をして後半にストーリー性の高い作品を口演しています。
私にとって、乳児の子どもが過半数の保育園口演は初めてのこと。
口演時間1時間を、どのように口演するかが今からの課題です。

そんなわけで、今日は乳児でも楽しめる(もちろん幼児も)作品を稽古。


なにわのゴリちゃんのつぶやき・・・おとぎ話の会など

2012年05月22日 12時45分08秒 | 日記
2012年5月22日
玄人紙芝居師のなにわのゴリちゃんです。

昨日は、金環日食に感動の一日でした。
日本列島の広範囲で観測される金環日食としては、932年ぶりだったとのこと。
大阪では、282年ぶり(以前96年ぶりと書いていましたが誤りでした。すみません。)だったそうです。

同じ大阪でも、大阪市内では曇っていたようですが、八尾では晴れており綺麗に観れました。
気象条件にも恵まれたことは、本当にラッキーだったといえます。

次回は、2030年6月1日に北海道で観測できるとか。
あと28年後ですから、私は生きてるかどうかわかりません。
まさに、一生に一度の体験でした。

さて、紙芝居に関してのことですが・・・
私は、自分の就業の場と位置付けて『おとぎ話の会』(これまでに9回開催)を開催しています。
年に2~3回のペースですが、会員も100名を超えました。

日頃、子ども相手の口演が多いのですが、『おとぎ話の会』は大人の方が多く参加されます。
私としては、日頃口演できない作品を初演することが多く、ある意味大変緊張する会です。
その上、参加される方の中には何回も来られている方も多く、緊張度は増します。

そんな会ですが、7月21日(土)19時15分~20時45分に『第10回おとぎ話の会』を開催します。
会場は、八尾市の山本コミュニティセンター301号室です。
ゲストは、小部 修さんです。
サックスと尺八のプロの方で、いろいろなところで演奏活動をされています。大変ユニークで絶妙なトークで楽しく演奏されます。
私も、新しい作品に挑戦する予定です。
会費は、小学生以上ひとり500円です。

興味のある方は、ぜひご参加ください。