ボンクラ中年の暴走日記

とあるオタク気質な中年男の日記

仮面ライダービルド 「第9話 プロジェクトビルドの罠」

2017-10-29 10:05:48 | 仮面ライダーシリーズ
葛城が残したデータからプロジェクトビルドとは防衛を目的としたライダーシステムであることが判明、ビルドドライバーは葛城が開発したものだ。

ビルドに変身するにはネビュラガスの耐久力であるハザードレベルが2を越えていなければ変身できない。それが戦兎と龍我である。葛城のデータではハザードレベル3以上でビルドドライバーで変身が可能である。現時点ではネビュラガスの実験でライダーシステムの資格者を探しているということだけがわかっている。

龍我は葛城に怒りを燃やす。戦兎は人体実験の件は問題視しつつも、ライダーシステムを構築した功績を認め、ライダーシステムの軍事利用は周囲の思惑だと考える。戦兎と龍我は対立するさなか、新たなフルボトルが完成する。

ファウストのスポンサーでもある難波重工の会長・重三郎は氷室首相を説得しなければライダーシステムを北都西都に流すと氷室を牽制。

戦兎達は氷室の秘書・内海から翌日東西北三国の首相がパンドラボックスを視察するため、翌朝までに研究成果をまとめるように指示を出す。

龍我は美空をデートに連れ出す。美空はスカイウォールの惨劇で気を失い、その後7年間昏睡状態であり、目が覚めた時既にブレスレットがはめられており、戦兎が変換装置を発明するまでボトルを1本浄化するごとに一週間眠り続けるために普通の少女の生活に憧れていた。龍我もかつては亡くなった香澄とデートを繰り返し、香澄を愛していたが故に香澄の命を奪ったファウストを憎んでいた。

龍我と美空はソルジャーに包囲され、龍我は美空を逃がすも美空の前にローグが現れるもスタークが割りこみその隙に龍我が美空を救出。龍我達は再び取り囲まれるがビルドが助ける。

氷室はライダーシステムが西都と北都に流出の恐れから焦りを感じていた。そのために研究所からパンドラボックスの強奪を企てる。間違いなく戦争の火種となり、氷室首相が重い腰を上げるだろうと氷室は考える。

研究員の桑田は催眠ガスを撒きスマッシュに変身して逃走、戦兎は変身して追跡。

戦兎は美空が浄化したボトルのおかげで仮面ライダーは正義の味方たくさんの人の明日を作ってあげられると感謝しており、美空はそれに救われている。ドラゴンは龍我の正しい場所への道しるべになるように龍我のためを思って作ったのだ。それが香澄を死なせてしまった贖罪なのだ。戦兎は科学を信じているからこそ葛城を責めるのではなく、科学が正しいことに使われなかった現実を何とかしたいと思っているようだ(美空談)。

ビルドはスマッシュを倒した。桑田はパンドラボックスを奪うためにビルドを研究所から遠ざけており、河合がセキュリティロックを解除、スタークがボックスを奪う作戦が決行される。

紗羽は難波にビルドの情報を与える。

桑田は葛城は生きていると言い残し消滅した。


戦兎はあくまで科学者としての視点で葛城の発明を擁護していて、運用次第では善にも悪にもなるというのは戦兎とファウスト側の対比をあらわしていますね。

難波会長にせっつかれた氷室はパンドラボックス強奪という手段にでましたが、これは1クール目の山場となりそうです。

紗羽が難波会長に接触してビルドの情報を与えていましたが、紗羽は敵か味方か峰不二子のようなポジションなのでしょうか。

研究員桑田が葛城は生きていると言いましたが、葛城が物語の鍵を握る人物であることは間違いないですね。