まぁ、カテゴリーの通り、私は、『「脱」日常』が目的で、ちゃちゃっと映画に出かけたりするわけで、
このブログに書くために映画を観ているわけではないのです。
そりゃ、当たり前か・・・。
で、いい映画を観たときは、その感動とかあふれ出しそうな気持ちを他の皆さんにも伝えたくなって、「映画話」しちゃうんだけど、時間とか心の余裕がなくて、なかなか書き出せないこともいっぱいあります。
ちゃんとメモ帳代わりとしてでも、書き留めておきたいんだけどね。
でも、それとは裏腹に「書きたくない」映画もあるわけですよ。
それらの映画は、心のどこかに残っていると言うよりは、「頭」のどこかに残っている感じで、何だかモヤモヤするんです。
なので、非常に申し訳ない話ですが、最近観た映画の不満もここで語らせていただいて、モヤモヤを吐き出しておきたいと思うのです。
で、読む人が不快になったらいけないので、○×式で、簡単な私の評価を書き出すので、その詳細について読んでみたいと思う人は先に進んで読んでください。
ま、そんなに影響力の無いブログですが、フェイスブックにも連携していて、つい読んでしまう人もいるかもしれないので、あえてそんなことを書き出しに書いてみました。
「最強のふたり」・・・◎
「北のカナリアたち」・・・△×
「リンカーン/秘密の書」・・・×△
「シルクドソレイユ」・・・×△
映画『最強のふたり』
これは面白かったですよ。
たぶん今、シネマモードで上映しています。
私は10月の始め頃、エーガル8で観ました。
始め予定では「シネマモード」での上映しかなかったんだけど、たぶん外国でヒットしたから「エーガル8」でも上映始めたんだと思う。
いきなり激しい「カーアクション」のシーンから始まるから、もう怖くてビビリまくるけど、あとは穏やかにユーモラスに時間が流れていきますのでご安心を。
頚椎損傷で車椅子の暮らしを送っている大富豪と、その介護(介助?)者が繰り広げるストーリー。
話し言葉がフランス語だったので、フランスの映画だろうと思うんだけど、さすが、ジョークがおしゃれ。笑いの壷が日本人とは少しずれていて、そのずれ加減がまた非常に面白かった。「おやじギャク」的なずれかな・・・。
※余談ですが、私は近頃、「おやじギャグ」にメチャはまってしまう・・・。
ま、ズレの話は置いといて・・・
介助者が大富豪のところで直接面接を受けるんだけど、まぁ、大富豪というだけあってか、希望者が行列になって、面接を待っているの。その辺は、失業者の多さを物語っているんだと思うけど、もしかしたらフランスでは、「介助者」には資格は不要なのかもしれませんね。これは定かではない情報ですよ。介助者に選ばれた青年は、介助の勉強なんて経験無いようで、どうすればいいかを全て「介助される人」とマネージャーみたいな人に教わるのよ。で、教わっていないことはわからないから、彼の直感で動くんだけど、それがトンチンカンで面白い。でもそれでなんとかなっちゃうんだよね。
この映画で一番考えさせられたのは、「対等なパートナーシップ」ということ。
『この人がいるから何かができる』ではなく、もちろん『この人がいないと何もできない』でもない。
なんかうまく言えないけど、「障害者と介助者」「使用人と雇用者」・・・立場の違いはそれぞれあっても、対等なパートナーシップを築くことができるんだ、ということ。そしてそれができれば、『人生とても楽しい』っていうこと。
その前提にあるのが、「自分は大切な人間なんだ!」という自己肯定感。それがあるからこそ、『対等な関係』が築けるんだな・・・。
あと、素晴らしかったのが、ダンスシーン
この青年は、ダンサーなんですか??? シンガー??
なんてなことを考えながら笑わせてもらった一押しの映画でした。
だから、二人の力は最強・・・って意味で「最強のふたり」っていうタイトルにもなったのかな。
映画『北のカナリアたち』
これはちょっと・・・
吉永小百合が絶賛されている意味がわからん・・・。
現代から遡って推理していくみたいな展開になっているので、「このシーンはきっとどこかでキーになっているんだろうな」と頭の隅に置きながら見ていくんだけど、「・・・何の意味があったの???」
これは、たぶん監督の趣味で作った映画です。
その監督の嗜好に従順に合わせることができたのが、吉永小百合だったというお話。
あと、北国と言えば吉永小百合??みたいな・・・
しかし、彼女の美貌と若々しさには敬意を払いたい。
でも、森山未来くんの演技は凄かった。(ひいき目入っているかもしれません)
子どもたちの歌声はきれいでした。(大人になったら下手になってるという設定は監督の趣味嗜好)
そもそも、このストーリーは、「自分の欲望を満たす為だった」小学校の教師の趣味嗜好によって展開されています。
吉永小百合演じる女性教師が”何も語らない”ことが子ども達を苦しめてきたのに。
何も語らず、自分の策略どおりに仕向けていくところが恐ろしい。
私だったら「みんなでもう一度歌おう」と一人一人を訪ねて行く。「嫌だ」と断られても、なんとか子ども達の誤解を解いていこうと必死に自分の脆弱さをさらけ出す教師の一生を描くね。(ナンテナ)
サユリストに恨まれそうで、怖いね。
映画『リンカーン/秘密の書』
調べてから行けばよかった・・・。
リンカーンと言えば「奴隷解放」・・・その秘密が解るのかな・・・?
ってな、安易な気持ちで入館。
確かに秘密はあったのだけど、もう嘘っぱち!
期待した私がバカだった。
リンカーンが若い頃は「バンパイヤーハンター」だった。
南北戦争の南軍は「バンパイヤー」だった・・・。
しかもバンパイヤーをメッタ殺し。
スリルとキラー好きな人にはいいかもしれませんが、私は大嫌いな映画です。
私の前に座っていた方、ビックリするたびに椅子を蹴っ飛ばしてしまいすみません。
私と一緒の上映時間に観た人、ギャーギャー騒いですみません。
途中で退席すればよかった。
映画『シルクドソレイユ』
昨日観た映画
退屈で眠かった。
3Dで目が疲れた。しかも3Dにする意味がわからない。
ほとんど会話の無い中で、パフォーマンスと音楽で綴られていく不思議な映画。
観ていればストーリーはなんとなくわかるし、観なくても結末は読める感じ。で、やっぱりね・・・っていうところ。
生のパフォーマンスとして観たら、本当に息を呑むような演技なんだけど、映画にしちゃうとつまらないね。
まったく手に汗握ることが無い。
成功シーンしか繋がないだろうし、失敗したとしてもそれは演技なわけよ。
そんな当たり前なことに、映画を観るまで気づかなかったなんて・・・。
それと「それいゆ」って言葉にずっと引っかかってて・・・
こないだ伊方原発再稼動反対運動に出かけたときに、近くのコンビニで見かけた情報誌が「それいゆ」
なんと、四国電力が発行している冊子。
で、映画が始まる前に太陽のロゴが出てきて、「そう言えば、ソレイユって太陽って意味なんだっけ・・・、こわ~」とか考えてた。
関係ないけどね・・
でも、アーティストの演技は素晴らしいです。
これは映画ではなく、生で観るべきです。
映画にしてしまったジェームスキャメロンは重罪です。
彼らの価値を下げてしまったとも言えます。(逆に舞台を観る人が増えればいいんだけど)
男性の演技は、力強く肉体美を誇示するものが多く
女性の演技は、妖艶でエロチックなものが多い
というのは、作り手が男性だからなんでしょうか・・・
そもそも、サーカスなどの始まりが男性向けだったという名残があるからなのでしょうか・・・
眠いし、お腹が痛くなるし・・・で、エンドロールの終わりまで観ていられなかった。
どうして会場の皆さんはエンドロールで立ち歩かなかったのか、いつもならほとんどみな立ち上がるのに・・・。
このエンドロールの後、何か面白いことがあったのなら、誰か教えてください。
今日は、映画の日ですよ。
たぶん鑑賞料が安いはずです。
このブログに書くために映画を観ているわけではないのです。
そりゃ、当たり前か・・・。
で、いい映画を観たときは、その感動とかあふれ出しそうな気持ちを他の皆さんにも伝えたくなって、「映画話」しちゃうんだけど、時間とか心の余裕がなくて、なかなか書き出せないこともいっぱいあります。
ちゃんとメモ帳代わりとしてでも、書き留めておきたいんだけどね。
でも、それとは裏腹に「書きたくない」映画もあるわけですよ。
それらの映画は、心のどこかに残っていると言うよりは、「頭」のどこかに残っている感じで、何だかモヤモヤするんです。
なので、非常に申し訳ない話ですが、最近観た映画の不満もここで語らせていただいて、モヤモヤを吐き出しておきたいと思うのです。
で、読む人が不快になったらいけないので、○×式で、簡単な私の評価を書き出すので、その詳細について読んでみたいと思う人は先に進んで読んでください。
ま、そんなに影響力の無いブログですが、フェイスブックにも連携していて、つい読んでしまう人もいるかもしれないので、あえてそんなことを書き出しに書いてみました。

「最強のふたり」・・・◎
「北のカナリアたち」・・・△×
「リンカーン/秘密の書」・・・×△
「シルクドソレイユ」・・・×△
映画『最強のふたり』
これは面白かったですよ。
たぶん今、シネマモードで上映しています。
私は10月の始め頃、エーガル8で観ました。
始め予定では「シネマモード」での上映しかなかったんだけど、たぶん外国でヒットしたから「エーガル8」でも上映始めたんだと思う。
いきなり激しい「カーアクション」のシーンから始まるから、もう怖くてビビリまくるけど、あとは穏やかにユーモラスに時間が流れていきますのでご安心を。
頚椎損傷で車椅子の暮らしを送っている大富豪と、その介護(介助?)者が繰り広げるストーリー。
話し言葉がフランス語だったので、フランスの映画だろうと思うんだけど、さすが、ジョークがおしゃれ。笑いの壷が日本人とは少しずれていて、そのずれ加減がまた非常に面白かった。「おやじギャク」的なずれかな・・・。
※余談ですが、私は近頃、「おやじギャグ」にメチャはまってしまう・・・。
ま、ズレの話は置いといて・・・
介助者が大富豪のところで直接面接を受けるんだけど、まぁ、大富豪というだけあってか、希望者が行列になって、面接を待っているの。その辺は、失業者の多さを物語っているんだと思うけど、もしかしたらフランスでは、「介助者」には資格は不要なのかもしれませんね。これは定かではない情報ですよ。介助者に選ばれた青年は、介助の勉強なんて経験無いようで、どうすればいいかを全て「介助される人」とマネージャーみたいな人に教わるのよ。で、教わっていないことはわからないから、彼の直感で動くんだけど、それがトンチンカンで面白い。でもそれでなんとかなっちゃうんだよね。
この映画で一番考えさせられたのは、「対等なパートナーシップ」ということ。
『この人がいるから何かができる』ではなく、もちろん『この人がいないと何もできない』でもない。
なんかうまく言えないけど、「障害者と介助者」「使用人と雇用者」・・・立場の違いはそれぞれあっても、対等なパートナーシップを築くことができるんだ、ということ。そしてそれができれば、『人生とても楽しい』っていうこと。
その前提にあるのが、「自分は大切な人間なんだ!」という自己肯定感。それがあるからこそ、『対等な関係』が築けるんだな・・・。
あと、素晴らしかったのが、ダンスシーン
この青年は、ダンサーなんですか??? シンガー??
なんてなことを考えながら笑わせてもらった一押しの映画でした。
だから、二人の力は最強・・・って意味で「最強のふたり」っていうタイトルにもなったのかな。
映画『北のカナリアたち』
これはちょっと・・・
吉永小百合が絶賛されている意味がわからん・・・。
現代から遡って推理していくみたいな展開になっているので、「このシーンはきっとどこかでキーになっているんだろうな」と頭の隅に置きながら見ていくんだけど、「・・・何の意味があったの???」
これは、たぶん監督の趣味で作った映画です。
その監督の嗜好に従順に合わせることができたのが、吉永小百合だったというお話。
あと、北国と言えば吉永小百合??みたいな・・・
しかし、彼女の美貌と若々しさには敬意を払いたい。
でも、森山未来くんの演技は凄かった。(ひいき目入っているかもしれません)
子どもたちの歌声はきれいでした。(大人になったら下手になってるという設定は監督の趣味嗜好)
そもそも、このストーリーは、「自分の欲望を満たす為だった」小学校の教師の趣味嗜好によって展開されています。
吉永小百合演じる女性教師が”何も語らない”ことが子ども達を苦しめてきたのに。
何も語らず、自分の策略どおりに仕向けていくところが恐ろしい。
私だったら「みんなでもう一度歌おう」と一人一人を訪ねて行く。「嫌だ」と断られても、なんとか子ども達の誤解を解いていこうと必死に自分の脆弱さをさらけ出す教師の一生を描くね。(ナンテナ)
サユリストに恨まれそうで、怖いね。
映画『リンカーン/秘密の書』
調べてから行けばよかった・・・。
リンカーンと言えば「奴隷解放」・・・その秘密が解るのかな・・・?
ってな、安易な気持ちで入館。
確かに秘密はあったのだけど、もう嘘っぱち!
期待した私がバカだった。
リンカーンが若い頃は「バンパイヤーハンター」だった。
南北戦争の南軍は「バンパイヤー」だった・・・。
しかもバンパイヤーをメッタ殺し。
スリルとキラー好きな人にはいいかもしれませんが、私は大嫌いな映画です。
私の前に座っていた方、ビックリするたびに椅子を蹴っ飛ばしてしまいすみません。
私と一緒の上映時間に観た人、ギャーギャー騒いですみません。
途中で退席すればよかった。
映画『シルクドソレイユ』
昨日観た映画
退屈で眠かった。
3Dで目が疲れた。しかも3Dにする意味がわからない。
ほとんど会話の無い中で、パフォーマンスと音楽で綴られていく不思議な映画。
観ていればストーリーはなんとなくわかるし、観なくても結末は読める感じ。で、やっぱりね・・・っていうところ。
生のパフォーマンスとして観たら、本当に息を呑むような演技なんだけど、映画にしちゃうとつまらないね。
まったく手に汗握ることが無い。
成功シーンしか繋がないだろうし、失敗したとしてもそれは演技なわけよ。
そんな当たり前なことに、映画を観るまで気づかなかったなんて・・・。
それと「それいゆ」って言葉にずっと引っかかってて・・・
こないだ伊方原発再稼動反対運動に出かけたときに、近くのコンビニで見かけた情報誌が「それいゆ」
なんと、四国電力が発行している冊子。
で、映画が始まる前に太陽のロゴが出てきて、「そう言えば、ソレイユって太陽って意味なんだっけ・・・、こわ~」とか考えてた。
関係ないけどね・・
でも、アーティストの演技は素晴らしいです。
これは映画ではなく、生で観るべきです。
映画にしてしまったジェームスキャメロンは重罪です。
彼らの価値を下げてしまったとも言えます。(逆に舞台を観る人が増えればいいんだけど)
男性の演技は、力強く肉体美を誇示するものが多く
女性の演技は、妖艶でエロチックなものが多い
というのは、作り手が男性だからなんでしょうか・・・
そもそも、サーカスなどの始まりが男性向けだったという名残があるからなのでしょうか・・・
眠いし、お腹が痛くなるし・・・で、エンドロールの終わりまで観ていられなかった。
どうして会場の皆さんはエンドロールで立ち歩かなかったのか、いつもならほとんどみな立ち上がるのに・・・。
このエンドロールの後、何か面白いことがあったのなら、誰か教えてください。
今日は、映画の日ですよ。
たぶん鑑賞料が安いはずです。
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