一期一会を大切にするといっても
巡り合うすべての人と
仲良くすることなんてできない。
波長の合わない人と無理に
合わせようと試み続けていると
知らない間に疲れてしまう。
好きじゃない人とは嫌いな人という意味、
嫌いじゃない人とは好きな人という意味
・・・なのかな?ちょっと違うか。
第一印象で嫌いになるとか、
生理的に嫌いということもあるのでしょうが
そういう人とも顔を合わせたら
「やあ!」と言って笑顔を見せられるくらいの
余裕は常にもっていたいと思います。
仮にその人が嫌いだと思ったとしても
その人のことが本当に嫌いかどうかなんて
その人のことをよく知らなければ
分かりませんからね。
"苦手"という言葉があるおかげで
"嫌い"という言葉を使わずに済む。
"嫌い"は半ば排除を意味する言葉、
排除は視野を狭め思慮を浅くする。
だから若い頃よりも”嫌い"という言葉を
使わなくなった気がします。
使わなくなったからといって
若い頃より視野が広くなったり
思慮が深まったという実感は
ほとんどありませんが
人間関係のトラブルはぐんと減りました。
「今度一緒にゴルフに行かない?」
「ごめん、オレ、ゴルフ、嫌いなんだ」
と言ってしまいそうなところの語尾を
「ゴルフ、苦手なんだよ」と変えるだけで
ずいぶん印象が柔らかく変わります。
こんなことってみなさん
もうとっくの昔にご存知だと思うので
あえてここに書く必要もないのですが
自分が自分の使う言葉に注意を促す意味で
書いておくことにしました。
※今日は天気が良くないので
明るい写真を載せておくことにしました。
(よく晴れた日の観音崎の空。
椰子の木がある観音崎ホテルは
大々的に改装中でした。
この時はテニスコートが庭に新設されれば
いいなと思いながら歩いていました)