テニスと読書とデッサンと!

息抜きに考えたこと。




バランスよく死にたい。

べつに死にたいわけじゃありません。

なんとなくそう思ったのです。

まだ若いですし、子育て中ですし、

テニスもしてますし、仕事もしています。

でもいつか遠い未来に命は弱っていき、

やがてはなくなってしまいます。

私はその命の弱っていき方について

昆布茶を飲みながら考えてみたのです。

カラダが先に弱わりはじめても困りますし、

アタマが先にイッちゃっても具合が悪い。

特に後者のようにアタマがイッちゃって

カラダだけが十字懸垂できるほど丈夫だと、

これ、かなりヤバいなと心配になりました。

私がお世話になっている家族にしてみれば、

この状態で生きられたら

いったいいつまで介護生活が続くのかと

暗澹とした気持ちになるはずです。

私だって長い介護生活なんて望みません。

期間は23カ月あればじゅうぶんです。

アタマとカラダが仲良く短期間のうちに

旅立つのが理想です。

どうすればそう上手くいくか。

善行を積み重ねればそうなれるのか?否!

ストイックな生活をしていたら?否!

カラダを鍛える情熱の半分をアタマの

トレーニングに振り分けたら?

私はいままでそういうことを

やってこなかったから皆目分からない。

アタマを鍛えるってどういうことなんだろう。


おっ、昆布茶が冷めかけている。


「恋をすることね」

「プッ!昆布茶吹いちゃったじゃない。

いきなりなに言い出すのさ。でも恋かぁ、

悪くないかも」

「アタマ、活性化されること間違いないわ。

自然と身ぎれいにしたくなるし、

気持ちだって明るくなって

生きることに前向きになれるわよ」

「アタマもカラダもバッチリってわけか」

「さあ、そうと決まったら

新しい出会いを求めてコートに直行よ」

「コート?テニス・・・

おお!その手があったか!生涯現役!」

「生涯現役、いい響きね。ステキだわ。

テニスってアタマとカラダを使うスポーツよね?」

「もちろん!」

「アフターテニスも盛り上がりそうじゃない。

ボケてるヒマなんかなくなるわよ、きっと」

「それもそうだね!あはは、あはは!」


そんなヨコシマな結論を導き出したところで

湯呑み茶碗が空になりました。

2杯目、いく!」

「いかない、いかない。まだ仕事が残ってる」


リビングが今日、

クリスマスモードになりました。



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